タイル

2020年7月 7日 (火)

【タイル大好き 66】ありそうであまり見ない青の布目タイル

青い布目タイルはありそうだが実はあまり見ない。青は難しいのだろうか。このタイルは布目が浮き出ているので、まるで麻布のような涼し気でさわやかな趣きに仕上がっている。とてもよろしい。

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2016.02.18、京都市上京区

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2020年7月 6日 (月)

【タイル大好き 65】中世風図案の浮き彫りタイル

星型の図案が万華鏡をのぞくように展開しておもしろい。この会館のタイルは浮き彫りなので陰影が深くなる。部分的に光ることともあいまって奥深いあじわいを作り出している。青系統の色づかいも落ち着きがあってさわやかだ。

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2016.02.24、大阪府岸和田市、自泉会館1932、渡辺節)

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2020年7月 5日 (日)

【タイル大好き 64】石貼りにボーダータイルを挟むと楽しい

白いサンゴ石灰岩に挟まれたボーダータイルのコバルトブルーがさわやかで美しい。石貼りにボーダータイルを仕込むことは考えたこともなかった。さすが渡辺節である。たいそうおもしろいので私もやってみたい。

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2016.02.24、大阪府岸和田市、自泉会館(1932、渡辺節)

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2020年7月 4日 (土)

【タイル大好き 63】階段の蹴込みにタイルを貼ると楽しくなる

愛らしい型押しタイルだ。手作り感にあふれていて親しみやすい。平らな部分にヘラで削りとった跡が残っていて味わい深い。

階段の前に立てばこの部分がよく見える。だからここを飾るのは理にかなっている。でもあまり見ない。先斗町の歌舞練場にあったのは覚えているがほかに思い出せない。なぜ少ないかと言えば靴先がぶつかるところなので汚れやすいからだろう。汚れないようにジュウタンを敷いている。でもそうするとタイルが見えない。ぜひジュウタンははずしてほしい。 

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2016.07.04、大阪府岸和田市、自泉会館(1932、渡辺節)

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2020年7月 3日 (金)

【タイル大好き 62】釉薬レンガブロック(2)

前回紹介した釉薬レンガブロックの色違いだ。岸和田で見つけた。焼き物特有の温かみのある茶色で街路に優しい表情を与えている。色ムラの幅が広いので少し派手な感じがするのもおもしろい。

となりにレンガ塀があるのだが、割れたところを見ると穴あきレンガブロックであることが分かる。釉薬レンガブロックともども地元の岸和田レンガの製品なのかもしれない。

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2016.02.24、大阪府岸和田市

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2020年7月 2日 (木)

【タイル大好き 61】釉薬レンガブロック

焼きムラが適度にあるので柔らかくて優しい草色になっている。遠目に見ても近づいても美しい。カメラを構えたまま近づいたり遠ざかったりして遊べる。

レンガブロックは今でも雪の降る地方用の既製品があるが施釉のものは知らない。京都会館(1960)で特注の釉薬レンガブロックが使われているので、そのころに既製品もあっただろう。これがその既製品の事例だと思っている。

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2016.02.29、神戸市王子

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2020年7月 1日 (水)

【タイル大好き 60】旧大同生命ビルのテラコッタを見よ

ビル頂部にあってよく見えなかったテラコッタがいまは目の前で観察できるのはよくありがたい。流れるようなラインが美しい。ラインの断面もカーブで構成されているのがお分かりだろうか。こうすることで柔らかな陰影がライン際に生まれる。

もうひとつ注意したいのは平面部分の位置が少しずつ違うこと。全体写真を見ればよく分かるが平面部が奥にいくほど影が濃くなる。こうやって立体感な美しさを獲得しているわけだ。さすがヴォーリズである。

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2016.03.13、旧大同生命ビル(1925、ヴォーリズ)

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2020年6月30日 (火)

【タイル大好き 59】湾曲大判タイルの魔術

温かみのある落ち着いた表情の大判タイルが美しい。柔らかく湾曲しているようすも優し気だ。さすがタイルの魔術師・大倉三郎の作品である。

注目してほしいのは大判タイルの継ぎ目がへこんでいること。タイルは焼くと1割縮む。大きくなればそれだけ誤差は大きくなる。誤差は目地で吸収するが誤差が大きいと目地の幅がまちまちになる。ところがここでは目地部分がへこんでいるためにその誤差が目立たないのだ。よく思いついたものだ。

さらにボーダータイルでタテ目地を分割することで、タテ目地の乱れも分かりにくくしている。さすが大倉三郎である。

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2016.04.17、京大旧産婦人科病棟(1931 )

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2020年6月29日 (月)

【タイル大好き 58】昭和初期の豆タイル

白い床に緑とオレンジの花を散らしている。なかなかかわいらしいデザインだ。島津が医療機器を作っていたから優しいデザインを心掛けたのかもしれない。縁飾りは武田好みのチョコレート色だ。

丸いモザイクタイルを私は豆タイルと呼んでいる。戦後ビルで活躍したタイルだが、これが戦前からあったことはここで知った。普通のモザイクだと思っていたのが豆タイルだと気づいたときの驚きを今も覚えている。

おもしろいのは豆タイルを半割りにして使っていること。これほど細かいタイルをきれいに割って1枚ずつ手で貼っているわけだ。これほどきれいに貼るのはさぞ難しかろう。タイル職人を褒めるべきである。

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2016.06.03、旧島津製作所本社(1927)

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2020年6月28日 (日)

【タイル大好き 57】型押し雲竜タイルの陶壁

 薄汚れているが本来は白いタイルである。円形の型押し模様がぐるぐる回る雲竜(うんりゅう)のようで動きがあっておもしろい。70年代の富家建築事務所の作品。すでに取り壊しが決定している。

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2016.06.03、京都市役北庁舎(1974年定礎、建て替え予定)

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