タイル

2024年10月14日 (月)

旧中日ビルの天井モザイクが保存されていた

無くなったと思っていた。見つけたときはうれしかった。元は玄関ホール吹き抜けの天井いっぱいを飾っていた。いまはその一部が壁画状に展示されている。切り取るのは難しかったろうに。よくぞ遺してくださった。

思えば名古屋はモザイクタイルの国だ。遺されたモザイク画はそのことを雄弁に物語っている。

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2024.07.27、名古屋市中区栄

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2024年9月13日 (金)

東華菜館のタイル模様を分析してみた

ツアーでは毎回ご紹介する床タイルだ。1種類の五角形タイルで複雑な模様を作り出している。いったいどうやってデザインしたのか分析してみた。

1.扁平な六角形の網目模様がタテ向きとヨコ向きとが重なりあって五角形を作っている。
2.その模様は方眼紙の上で考えたようだ。
3.方眼紙の上に「適当な」長さの線分をタテ向きとヨコ向きに交互に描く。線分の先端を結ぶと模様が完成する。

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Img_29422六角形の網目がタテとヨコにある
Img_29423方眼紙の上で描かれている
Img_29424方眼紙の上に「適当な」線分を引く。それをつなぐ。
2024.09.11、京都市下京区

 

 

 

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2024年9月 2日 (月)

阪急中津駅改札口の白タイル

ウイッキによれば中津駅の高架化は1915年。そのときのタイルだろう。ボーダータイルなどの役物がおもしろい。乾式工法の陶器質タイルだが、焼きが甘いため貫入が多い。それもいい味出している。もともとこのタイルは風呂場などで使う屋内用タイルで、こうした半屋外で使うものではない。設計者は清潔な感じを出したかったのだろう。

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2024.07.12、大阪市北区

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2024年8月23日 (金)

【歴彩館講演ネタ③美術館の床タイル】

摩耗しているが、それでも味わい深い。格子状のシンプルなデザインが、焼きムラのある釉薬タイルを上手に取りまとめている。もし部分的な貼り換えを行えば、ご覧のような一体感を失うおそれがある。リニューアルに際して不要な更新をしなかったのはとてもよいと思う。

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20243.01.10、京都市左京区

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2024年7月23日 (火)

KIITOのディテール愛(7)ヴィクトリアン風タイル

あちこち探したが今のところここにしかない。旧館()の正面玄関入った横にある。赤と黒のタイルでヴィクトリアンフロアタイル風だ。色がくすんでいるのが特徴だ。年月とともに表面が荒れて、さらに柔らかい感じになっていてとてもよい。もとは玄関ホール全体がこれだったのだろう。ここだけでもよくぞ遺してくれたものだ。ありがとう。

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2024.07.11、神戸市中央区

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2024年7月17日 (水)

KIITOのディテール愛(3)二丁掛け型押し筋入りタイル

腰壁を筋入りタイルで覆っている。筋入りなのでタイル表面に影が落ち、ベージュの釉薬が落ち着いた色になる。よいタイルだ。

タテ目地を突きつけにして、ヨコ目地を通しす。横方向にダークグレーの目地が通ることになり水平性を強調している。水平強調のデザインはすっきりとした落ち着いたものとなるのだ。白壁との境目の布目役物タイルもなかなかよろしい。

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2024.07.11、神戸市中央区、KIITO

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2024年7月16日 (火)

KIITOのディテール愛(2)黒釉型押し筋入りタイル

型押しである。全部同じ模様なのに、まったく違和感がないのはなぜだろう。模様の作りかたがうまいのだと思う。筋入りタイルは各種あるが、正方形タイプは珍しい。味わい深いタイルである。

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2024.07.11、神戸市中央区、KIITO

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2024年7月14日 (日)

KIITOのディテール(1)緑釉布目タイル

タイル業界のシンポへ行ったがディテール不足だった。ディテールとは「詳細」という意味である。乾いたディテール愛を満たすため、シンポ後にKIITO内を歩き回った。やはりKIITOはおもしろい。

東階段の1階入り口ホール(新館側:置塩章1932)の布目タイル。2色の混ぜ貼り。緑のタイルは釉薬の掛け過ぎで布目の突起がほとんど隠れている。表面がほぼ平滑なため、よく光ってベージュの布目タイルとの対比が強調されているのがおもしろい。

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2024.07.11、神戸市中央区、KIITO

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2024年6月26日 (水)

タイルの貼り間違いを探せ!

通るたびに間違いを探す。うまく紛れているのですぐには見つからない。なぜそこだけ間違ったのか。ひょっとしてワザとなのか?
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2024.06.22、京都市

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2024年6月 9日 (日)

上京区のタイルアート

色使いが作家の元永定正を思わせる。サインは無いがタイルアートとして自立している。力を感じる。外壁のタイルもインパクトがある。この緑は他所で見た覚えがない。

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2024.04.23、京都市上京区

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