からすの日常

2018年7月30日 (月)

今年のカー助たちを紹介しよう

 今年うちのマンションあたりで子育てしているのがこいつらだ。ハシボソカラスである。一番上にいるのが母ガラスで、その下3羽が子ガラスだ。なぜそれが分かるのか。

 鳥が群れるときはたいがい上にいるのが見張り役だ。だから写真の一番左が見張り役だ。ほかの3羽は羽繕いで無防備になごんでいるが、見張り役はまっすぐ立って横を向いている。トリは横向きのときにこっちを見ている。

 つまり見張り役はすでに私が写真を撮っていることに気付いて警戒しているわけだ。大事な子供たちに危害を加える人間ではないかと疑っている。こういう行動は子ガラスにはできない。だから一番左が母ガラスだと分かる。

 子ガラスが生まれたのはおそらく5月で、まだ生後2ヶ月しか経っていない。カラスの子育ては来春までかかる。アホな子ガラスたちに狩猟のフォーメーションを教えねばならない。親はたいへんだ。がんばれカー助。


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2018.07.25、京都府向日市

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