「萩の露」の新酒をいただいた
京町家カフェ「満月の花」の「究極のしぼりたて今朝しぼりの宴」に参加してきた。午前1時半に京都を出発して午前3時から始まる瓶詰め作業を手伝ってきたそうだ。ラインから最初に出てきたビンが確保されており、まずそれをみんなで分けて飲んだ。思っていた以上に荒々しい酒で、濃厚な甘みのなかに舌を刺激する酸味とさわやかな苦みとが混然と一体になっていてうまかった。1本目以降はまろやかでフルーティな甘さに仕上がっていてうまかったが、最初の1本のとげとげした味わいは忘れられない。よい酒をいただいた。
酒のさかなは「満月の花」渾身の京料理だった。右のグラスは白身魚とカブラのカルパッチョ、その左はシメサバ、黒豆、真ん中は豚肉の時雨煮、その上は玉子焼きのエビ添え、白和え、万願寺唐辛子。それぞれのほのかな酸味や辛さが酒の甘さをひきたててくれる。最後に新酒の酒粕を使ったおでんの粕汁が出てきて、新酒の酒粕まで余すところなく使うあたり「満月の花」らしいなと感心した。
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