朝散歩

2014年5月16日 (金)

朝散歩 石畳の枚数

 言わずもがなだが参道の石畳は奇数になっている。これは奇数が陰陽の陽気側であり活気があるからである。陰陽論では奇数のことを陽数という。写真は向日神社参道だがちゃんと陽数になっている。「5」が多いのはそれが土気の数で使いやすいからだろう。土気はすべてのものを活性化する力があるので神様が何であろうと使える数字だ。陽数なら何でもよいわけではないのだ。むろん、場合によっては陰数を使う場合もある。こんなことも最近では忘れられてきているのかも知れない。


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2014.05.16、京都府向日市向日神社

 

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2014年5月14日 (水)

朝散歩 ひとり突っ込み

 散歩のあいだ風水塾の録音を聞き直している。自分が話したもののを聞いているわけだがこれがおもしろい。おもしろさの第一番は話の中身なのだが、これは自分がおもしろいと思ったことを話しているのでおもしろいに決まっている。もうひとつおもしろいと思うのは話し方だ。必ず話す内容を問い返す。「本当にそうなのか」「そんなことが本当にできるのか」と言った問い返しが再三出てくる。話の中身そのものは他人が考えたことの受け売りなのだが、それを常に疑っている自分がいる。そこがおもしろい。


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2014.05.14、京都府向日市向日神社

 

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2014年5月11日 (日)

朝散歩 元稲荷

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 夜通し提灯が灯っているらしい。写真を撮っているあいだにバチッと音がして明かりが消えた。センサーで点灯させているようだ。ここは向日神社参道の勝山稲荷だ。この後ろに小さな古墳があり、そこにも小さな社があり元稲荷と言う。その小さな古墳の後ろに乙訓地方でも屈指の巨大古墳があり、それを元稲荷古墳と言う。興味深いのは元稲荷という名前だ。元稲荷とは昔に稲荷神を祀った場所という意味だが、それじゃあ今稲荷はどこにある? わたしは伏見稲荷が今稲荷なのではないかとも思うが確信があるわけではない。


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2014.05.11、京都府向日市向日神社

 

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2014年5月10日 (土)

朝散歩 緑陰のエアポケット

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 社殿北側のコケが美しい。空気までも透明な緑色に変色している。ひんやりと水の気配がして、森の葉擦れの音もここだけ静かだ。この通路には本殿と祖霊社を結ぶ橋がかかっているが、それが異次元の入り口のおもむきがあってワクワクする。


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2014.05.10、京都府向日市向日神社


 明日は還幸祭なので鳥居前に提灯が出ていた。市松模様の雨よけがきれいで楽し気だ。

 

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2014年5月 9日 (金)

朝散歩

 境内にクスノキが多いがこれだけ草が生えている。以前若狭でツバキの古木を拝見したとき、草が生えているのが元気な証拠だとうかがった。なぜ草が生えるのか、草が生えるとなぜ元気なのか。草が生えるのはなんらかの自然条件がそろった場合なのだろう。元気だというのは木気がさかんだと見なされるからではないか。木気の神様にふさわしい。


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2014.05.09、京都府向日市向日神社

 

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2014年5月 2日 (金)

朝散歩 お賽銭の枚数

 向日神社はきのうから大祭だ。だから神様はお旅所にお移りになっていてここは留守だ。それでも拝殿は開いているし本殿には明かりがともっている。いつもと変わらずお参りしておいた。

 お参りの作法について最近うるさくなった。わたしは普通に2礼2拍1礼ですませている。お賽銭の枚数は2枚でないといけないと聞いたので2枚にしている。理由は語呂合わせのようなつまらないものだ。お辞儀の回数やお賽銭の枚数などは信仰心に影響しないだろう。でもそんなことが気になるのは信仰心が薄い証拠かも知れない。とりあえず人の言うとおりにしている。


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2014.05.02、京都府向日市向日神社

 

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2014年4月30日 (水)

朝散歩 クスノキと歴史

 社殿の裏側に大きなクスノキが3本ある。こいつが一番古いようで幹も太く枝ぶりも立派だ。300年以上たっていると思うが見ただけではよく分からない。ほかにスダジイの巨木もあるが、だいたい同じ年代のように見える。ここには土塁の跡があるので戦国時代には要塞化していたようだ。西山衆は信長軍に徹底抗戦し町は焼き払われた。その後秀吉の時代に町と神社が再整備されたから、境内の巨木はそれ以後のものなのかも知れない。そんなことを想像しながら散歩するのが楽しい。


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2014.04.30、京都府向日市向日神社

 

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2014年4月29日 (火)

朝散歩 朝散歩の雨

 雨のなか散歩してきた。濡れたモミジも美しい。きのうからの雨でボタン桜がほぼ散っていた。参道の石畳が濡れたピンク色になっていてそれも珍しかった。拝殿には傘立てが置いてあった。雨の朝の心遣いがうれしい。
 

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2014.04.29、京都府向日市向日神社

 

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2014年4月28日 (月)

朝散歩 クスノキ

 丘の上にある向日神社の境内には大きなクスノキが何本もある。そのなかでも特にこいつは下から見るとおもしろい。葉が玉のようになっている。これがクス玉なのだろうか。このクスノキは数キロ離れた一文橋あたりからでもよく見える。ずっと何の木だろうと思っていたが、春になると花が咲いてうっすらと黄色くなるのでクスノキだと分かった。こうやって真下まで来ると花は見えない。でもフワフワと玉になった葉が揺れるようすがおもしろいのでいつも見とれてしまう。


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2014.04.28 、京都府向日市向日神社

 

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2014年4月27日 (日)

朝散歩 モミジの新緑になにが宿るか

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 向日神社のモミジの新緑が美しい。日を透かせば葉の緑が輝くようだ。旧暦3月は晩春であり木気のもっとも盛んな季節だからモミジの緑も燃え上がるのだろう。それを見ながらわたしは向日神も木気だったのではないかと思った。


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2014.04.27、京都府向日市向日神社

 

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