芸術配管

2020年3月24日 (火)

芸術配管 200317

石橋阪大前駅の天井配管もきれいだ。架線用鉄骨柱の堅いシルエットが重なって配管の柔らかさが際立っている。

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2020.03.17、阪急石橋阪大前駅

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2019年7月17日 (水)

芸術配管 190614

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2019.06.14、京都市

 久しぶりの芸術配管シリーズ。複雑に見えておもしろい。親メーターがふたつ、小メーターがひとつある(左上の色の違うのが小メーターだ)。それらを繋ぐとなぜこうなるのか。

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 普通に考えると上図のようになるだろう。親子のヒエラルキーがはっきりしていて無駄な配管もない。そうしなかったのはこれが増設の結果だからだ。ではどれが増設されたのか。おそらく左下の親メーターだろう。そのために元あった親メーターを下へずらして配管スペースを確保した。同時に元あった親メーターも新しいものに取り換えたので左上に古いメーターが残った。

 ちなみのこの改造は建物の利用形態の変化が原因だろう。たとえば最初の親メーターは住宅用で子メーターは店舗用というような使い分けをしていたところ二世帯住宅に変わったので親メーターを増設した、というような事情だったかもそれない。複雑なものは見かけもおもしろいが、その理由を考えるのも楽しい。

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2018年12月16日 (日)

芸術配管 181214

 信号待ちしていて見つけた。なかなか見事な芸術配管だ。遠いので鮮明でないのが惜しい。スケッチのほうがよいかも知れない。

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2018.12.14、京都市

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2018年5月10日 (木)

梅田新食道街の配管

 久しぶりに芸術配管を見つけた。丸い柱に極太配管がヘビのように巻き付いている。なんともいえない存在感がある。このあたりは天井が低いため見通しが利かず、しかも人通りが多いので気がつくのが遅れた。そういえば、なにかあるなぁとは思っていたがこれほどおもしろかったとは。

 どうやらスプリンクラーの給水管らしい。左側は制御弁とあるのでどこかのスプリンクラーヘッドが開放されると給水管の水圧低下を感知して自動的に弁が開くのだろう。それにしてもなぜ柱をぐるりと取り巻くのだろう。よく分からないけどそれでもがんばって地下街を守ってくれていることは分かる。おもしろいやつだ。


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2018.05.09、大阪市梅田

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2017年12月10日 (日)

芸術配管 171205

 この駅の配管もいい具合に芸術化している。プリント基板か操車場線路のようにも見える。

 繋がりながら複雑化するルールがあるのだろう。そのルールのひとつがオーバーレイだと思う。古いものを残しながら新しいものを被せていく。最初整然としていたものが、後続配管が隙間に入り込むことで複雑化する。

 最初の整然さがくずれているわけもなく、かと言って新しい秩序も生まれていない。いつも変化の途上であるという中途半端さと不安定さに私は惹かれる。

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2017.12.05、阪急千里線関大前駅

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2017年11月 3日 (金)

芸術配管 171023

 この駅はもうすぐ建て替えられる。元々入り乱れていた配管が、仮設電源の増設で野放図になっていておもしろい。もうしばらくは芸術配管を楽しめそうである。


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2017.10.23、阪急京都線西院駅にて

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2017年9月 2日 (土)

芸術配管 170901

 高架化でもうすぐ無くなる。この駅も芸術配管の宝庫だ。いい具合にからまりあってとてもよろしい。モンドリアンならやはり立ち止まって眺めたのではあるまいか。このおもしろさを誰に言えばよいのだろう。

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2017.09.01、阪急京都線淡路駅

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2017年8月27日 (日)

芸術配管 170825

 関大で見つけた。管の接手が分かりにくいため、1本のパイプを曲げて作ったように見えるのがおもしろい。それが複雑にからみあって迫力がある。

 何の配管が皆目わからない。配水系に見えるが見たことのない白いパイプを使っている。特殊な実験配水用なのかも知れない。今度確かめてくる。

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2017.08.25

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2017年4月12日 (水)

芸術配管 170410

 いよいよ激しく入り組んでおもしろい。この1年ほどの間に取り付けられたフレキシブル管による電気配管が既存鋼管上をのたうちまわっている。

 もともと電気配管はさほど太くなかった。最近は野太いものが幅を利かせるようになり様相を一変させた。さすがにここまでくると、この先どうするのか考えているだろう。ひょっとして駅舎建て替えが日程にあがっており、それまでの仮設と考えているのかも知れない。芸術配管も見納めなのだろうか。

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2017.04.10、阪急京都線西院駅

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2017年3月15日 (水)

小説の表紙を作ってみた

 きのう投稿した配管写真を文庫本の表紙風にしてみた。ハードボイルド系のような気がする。地下にはりめぐらされた配管を使ったテロリストとの死闘という感じか。

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