富家大器個展「揺れゆく世界」を見てきた
大器(たいき)さんはGK京都出身のデザイナーでプログレッシブロックのドラマーでもある。30年前に一緒にまちづくりに携わって以来の仲だ。彼は何もない中空からふわりと造形を掴みだしてくるような不思議なところがある。絵もそんな感じで楽しかった。
2025年3月5日(水)ー11日(火) 10-19時(最終日17時)
大丸京都店6階、アートサロンESPACE KYOTO
「コンポジション5」がビートが利いていた。一瞬で描いた絵だそうだ。弾けるような力強さと流れるようなスマートさが共存するのがおもしろい。
「TANZ TANZ TANZ 」はじっと見ていると赤いサハラで踊る人々が見えてくる。跳ね踊る民族衣装のカラフルな色が混じりあう。心臓の鼓動のようなドラムの音が聴こえてくるのは、ドラマーの大器さんらしい絵だと思った。
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