モクサンマチヤ もちつき大会
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モクサンマチヤできあがりました。おめでとう。
特徴は3つの復活だ。ひとつ目は町家の坪庭の担っていた通風採光機能の復活を試みたこと。ふたつ目は古材流通の復活をめざしたグリーン建築であること。グリーン建築とは使用した国産木材を将来的に古材として買い取ることを約束する認定制度だ。古材市場の確立通して良質な国産材を再評価しようとする木材産地のベンチャーである。モクサンマチヤは関西で最初の認定となった。
3つ目は手作りの復活をめざしたこと。本物の木の家を作ろうという情熱大工の元に各職方の力が結集されてこの住宅はできている。そして手作りの良さも悪さも理解してくれた施主の想いが原動力になっていることは言うまでもない。設計方も建築、構造、内装の共同作業となった。たくさんの人の想いが連携してモクサンマチヤは誕生したのである。そのことこそ最大の特徴だね。
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ワークショップの準備をしていたら家具が到着した。橋本であつらえたトチの木のテーブルだ。上はまだできあがっていないので、ひとまず1階の奥へ運び込んだ。さすがに重いぞ。
(左)壁塗り(中)まみこお姉さんの工作コーナー(右)こどもと語らうカタヤマ大工
さっそく壁塗りワークショップを開始。やはり興味しんしんな子供たちだったが、小さい子が多かったせいか1時間ほどで工作コーナーへ移動し、後は大人たちが仕上げてくれた。自然素材に詳しいかたもいてびっくり。
夏場なのでぐんぐん乾いていく。乾くと色が変わるのでできあがりが楽しみだ。結局ケイソウ土は1平米ほど足りなかった。ワークショップでこどもらも入れるとどうしても厚塗りになるようだ。そこはまた今度継ぎ足し塗りをするということでワークショップを終了。
(左)鉄板で腕を振るう施主(中)こどもたち(右)特製焼きそば
正午を過ぎると気温は高いが、1階は風が通って気持ちがいい。焼きそばとお好み焼きとおにぎりとビールで打ち上げ。その後こどもらは前の道で「だるまさん転んだ」に熱中していた。わたしは抜栓して昼寝。楽しかったよ、ありがとう。
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2012.07.14(左)テーピングをする施主(右)建築たぬき
珪藻土を自分たちで塗った。材料は珪藻土を最初に開発した日本ケイソウド建材「エコクイーン」のペーストタイプ(参照)。練った状態でビニル袋詰めにされていてスグに使えるのでありがたい。
3日工程の初日はまず練習ということで6畳ほどの小部屋を塗った。テーピングに30分、施工は4~5人で4時間ほど。おもしろいのは塗り始めるとみんな寡黙になること。やだひたすらに塗り続ける。楽しい。
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スーパー薮さんが作家さんの照明器具をプレゼントした。まあなんとかわいい照明なのだろう。長野県の家具作家・アンビシャスラボの法島さん(参照)の作品だ。玄関と食堂かどっちに吊るのがいいか試してみた。やっぱり食堂が良いだろうとお施主さん、情熱大工奥田さん、わたしの意見が一致した。存在感のある器具だからモクサンマチヤの顔になってくれるだろう。楽しみだ。
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橋本の材木屋さんに食卓の天板を探しに行った(参照)。ここはインテリアコーディネータのスーパー薮さんが懇意にしているところで、わたしの訪問は2回目だ。ここは製材所のようなところで工場前には板材の山がいくつも積んである。山の緑が雨のなかでよく映えていた。
何枚か引き出してもらう内にトチの1枚に決めることができた。おもしろいのは施主さんらが自分で決められたこと。スーパー薮も最後に寸法チェックしただけでとくに誘導したわけではない。家づくりを始めて9ヶ月なので、木の見方も定まってきたということだろう。家づくりは住人づくりでもあるわけだね。
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タウチ棟梁が窓の額縁を作っていた。角が45度の差し込みになっており、石膏ボードのはまる溝もついている本格派だ。情熱大工奥田親方と相談して大工らしいところを見せようと決めたそうだ。そしてこうした本物を作らせてもらいののがうれしいと言う。大工の志やよしである。
階段親柱の模型も見せてもらった。なかなかよくできている。ありがとう。出窓の左官仕事用に型板もあった。おもしろい。
わたしは手作りの良さに興味がある。職人技とか職人芸と呼ばれるものだが、それは機能とは関係無いことが多い。なにもそこまでしなくとも、という才能の無駄遣い的な部分が無性に楽しい。
職人芸も芸事ならば、それは人間を超えたなにものかに奉仕するものだろう。それは笑うこま犬やゴシックのガーゴイルを見ていてもそう思う。アーツアンドクラフツ運動のモリスの言うもの作りの喜びもまた、人間社会を超えたなにものかとつながる喜びなんだろう。そういう喜びがあって初めて作品は時を超えることができるのではないか。そんなことを考えている。
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