建築たぬき

2019年3月18日 (月)

久しぶりの地鎮祭

 久しぶりに舞い込んだ新築住宅の設計に四苦八苦しながらも地鎮祭にこぎつけた。まずはめでたい。朝からの雨も地鎮祭が始まるころには晴れ上がり、透き通った青空に神主さんの祝詞が天に吸い込まれていくように思った。無事に完工するようわたしも祈った。これからおりおり現場のようすなどメモしておきたい。


Img_5231_2
2019.03.16

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月17日 (日)

海の博物館を見てきた

Img_5182

 学生のころ建築雑誌で見たときの衝撃を今でも覚えている。あれから30年たって初めて見ることができた。30年前の印象とは相当違った。当時はもっぱら瓦ぶきや焼杉板などが日本の風土に根差したデザインとして評価されていたように思う。わたしもキッチュなデザイン全盛の当時、落ち着いた和風の趣に心動かされたものだ。でも今見ると、それほど土着的でも和風でもない。ヴェールのようなドームと線の細いスチールサッシュのかっこよさはむしろアアルトのような北欧モダニズムではないか。それはそれでわたしは好きだ。


Img_5205
2019.03.09、三重県鳥羽「海の博物館」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月15日 (金)

神明造りを見てきた

Img_5165

 神明づくりを初めてじっくり見ることができた。正殿は囲いのなかでほぼ見えない。しかし周辺施設は見放題であり形式は正殿と同一だ。いくつか謎があるのでメモしておく。

 なぜカツヲ木が偶数なのか
 この倉庫はてっぺんにカツヲ木が6本ある。端部に金物が施されてとてもきれいだ。このカツヲ木が正殿では10本になる。外宮が9本なので数で内外を区別したことが分かる。偶数は陰数、奇数は陽数なので内宮が陰気、外宮が陽気となる。なぜ主神たる内宮が陰気で随神たる外宮が陽気なのか。

 千木の内削ぎ
 千木の先端が内宮は水平、外宮は垂直だ。水平は陰気、垂直は陽気なのでここでも内宮は陰気であることを示している。ご祭神はアマテラス大御神なので日神、つまり火気であり最高の陽気であるはずだが、なぜそれと対応していないのか。

 このふたつの謎については少し考えたことがある。内宮の10は土気の成数で、ここが世界の中心で不動であることを示しているのではないか。外宮はそれを輔弼する星神で内宮のまわりをくるくる回るので陽気なのだ。

 使い方の分からないムチ掛け
 破風の上部に8本の棒が刺さっている。使い方も意味も不明である。これはいったい何だろう。これはまったく想像がつかない。


Img_5164
2019.03.09、伊勢内宮

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月14日 (木)

伊勢神宮の森

 学生たちと伊勢へ行った。五十鈴川を渡ると内宮の境内地になる。参道の杉は直径3メートルに及ぶものも珍しくない。よく手入れされており森林の最終形態である極相林がよく保たれている。それは御神域だから保存されたのではなく、この極相林そのものが神なのではないかと感じた。

 森が信仰の対象となったのはそこが魂が生まれ魂が帰るところだからだ。森のなかの特異な場所、滝や泉や露呈した岩などが神下る場所として聖域化されるが、それは斎場をそこと決めただけで、神の本体は森そのものにあるのではないか。正殿までの長い参道を歩きながらそんなことを考えた。


Img_5163
2019.03.09、伊勢内宮

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月 5日 (火)

まいまい三条王道

53308997_2100913709984895_691415084

 三条通りを2時間ほどガイドした。近代建築の宝庫なので王道と呼んでいる。市民ガイドツアー「まいまい京都」の定番コースだ。20名ほどの参加者と楽しい時間を過ごすことができた。写真はまいまい京都のFBからお借りした。

まいまい京都FB https://www.facebook.com/mmkyoto

53399813_2100913909984875_627031204
2019.03.02、京都市三条通り

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年1月26日 (土)

宇治の平等院へ行ったよ

 久しぶりの休みなのでかみさんと宇治の平等院へ行った。うちからだ車で1時間ほどで行ける。こんなに近いとは思わなかった。早く行ったので観光客も少なくゆっくり拝観できた。螺鈿を使ったインテリアがものすごい。極楽往生への篤い信仰をあらためて思い知った。飛天の奏でる民俗音楽が聞こえてくるようだった。資料館も見やすくて良かった。現代建築も捨てたものではないと思った。


Img_4787
2019.01.26

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 5日 (水)

1/19 (土) 「大倉三郎と和のすまい」 講演会開催!

 来る1月19日(土)午後に建築家大倉三郎をテーマとした講演会を開きます。講師はおなじみの石田潤一郎先生、西澤英和先生のお二方です。会場は大倉設計の京大農学部旧演習林事務所ラウンジです。参加無料ですが申し込み制です。先着順ですのでご興味のあるかたはお早めにお申し込みください。

申し込み用紙 https://www.kyoto-kenchiku.com/dl/wanosumai_2019.pdf


Wanosumai_2019

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月20日 (火)

木造演習 荒壁の裏返しをした

Img_4558

 荒壁の裏返しをした。裏返しとは片面だけ付けておいた荒壁の反対側に壁土を付けることだ。これで竹木舞が見えなくなる。

 2週間乾かしておいたほうには十分にヒビが入っていた。そこへ中塗りもした。荒壁はごしごし押し込む感じだが、中塗りはシャカシャカと壁土をコテで平滑に伸ばす。だから左官(シャカン)というのではないかとわたしは思っている。本当は講師は作ってはいけないのだが最後のほうで少し中塗りをした。とても楽しい。


Img_4561

Img_4562
2018.11.20、関大木造演習

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月14日 (水)

まいまい明治村たのしかった

45966185_1944330862309848_133068836

 本当に人が集まるのかと懸念されたバスツアーだったがほぼ定員だった。常連さんが中心となって参加者メンバーがツアーを盛り立ててくださったので楽しい遠足になった。みなさんも喜んでくださったが私自信も楽しかった。ありがとうございます。また行きたいね。


45899558_1944330335643234_142629446

45824311_1944332702309664_631474193
2018.11.11、明治村(写真はまいまい京都FBより転載)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 7日 (水)

木造演習 荒壁付けをした

Img_4406

 先週編んだ竹木舞に荒壁を付けた。荒壁は塗るとは言わず付けるというそうだ。言葉のとおりギュウギュウ押して竹木舞の隙間へ土を押し込んでいく。投げつけてもよい。裏側を確かめても案外はみ出していない。何度も押してようやく合格となった。

 裏側の竹木舞のあいだからニュッと土のはみ出したようすもおもしろい。これを上から撫でて頭をつぶしておいた。これから2週間乾かしたあと「裏返し」をする予定。たのしみである。


Img_4404

Img_4407
2018.11.06、関大にて


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧