建築たぬき

2019年5月17日 (金)

【リトルワールド】森のなか

 リトルワールドは森のなかにある。珍しい植物の自生地もあるそうだが私には分からない。適当なところで適当な植物をスケッチしておいた。これも何だか分からないが。

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2019.05.12/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/愛知県犬山市「リトルワールド」

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2019年5月15日 (水)

【リトルワールド】バリ島の貴族の家

 この複雑な模様には前から興味があった。植物に囲まれた神獣に見える。石彫りのレリーフと赤レンガの対比が美しい。顔の両側に手のひらがあるが、裏側ではグーになっていた。陰陽論なのだろうか?

 中へ入ると正面は祭壇だった。貴族とは豪農や村長のようなものではなく地域を霊的に守護する神官なのではないかと思った。

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2019.05.12/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/愛知県犬山市「リトルワールド」バリ島の貴族の家

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 この絵を描いているところを建築課の高橋勝さんが写真に撮ってくださっていた。暑いので日陰で描いている。自分の写真はあまりないのでありがたい。ありがとうございます。

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2019年5月14日 (火)

【リトルワールド】沖永良部島の高倉が大好き

 ふんわりとしたワラ葺きの下の板張りが斜めになっているところが秀逸である。とっても素敵だ。柱の上に巻かれたブリキはネズミ避けだそうだ。こうやって見ると高床形式はネズミ避けが第一目的だったようにも見える。竹で作られた下の床でお弁当をいただいた。暑い日だったが風が通って気持ちがよかった。

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2019.05.12/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/愛知県犬山市「リトルワールド」沖永良部島高倉

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2019年5月12日 (日)

【リトルワールド】韓国古民家がとてもいい

 京都建築専門学校の遠足で愛知県の世界の古民家を集めたリトルワールドへ行った。広いので全部をゆっくり見る時間はない。前回の遠足時に目をつけておいた韓国古民家をじっくり見ることにした。

 壁面構成が美しくてまるでモンドリアンの絵のようだ。太めの柱や横材で区切られたなかに土壁と板壁がはめ込まれている。構造イコール意匠という考えがいさぎよくて気持ちがよい。わたしの理想の建築に近い。

 構造的には日本とだいぶ違っていた。床束がなかったり大梁がなかったりした。比較的横材が太くて柱どうしを強く結びつけるのが特徴らしい。仕口がどうなっているのか興味深かったが見ただけではよく分からなかった。

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2019.05.12/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/愛知県犬山市「リトルワールド」韓国の農家

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2019年4月 7日 (日)

尾道のガウディハウスに行った

驚いたのは町の人が普通に「ガウディハウス」という名前をご存知だったことだ。たどりつくまでにおふたりに道を教えてもらった。ガウディハウスは建築家・渡邉義孝さんと地元の職人さんらでつくる空き家プロジェクトという非営利活動の作品である。名が知られているということは住民の支持と期待を受けている証だろう。よいことだと思う。

ガウディハウスのもっとも大きな特徴は坂に面した角の柱の1階部分が無いことだろう。2階の角が坂道に対して宙に浮いたように突き出している。2階の一部を増築した結果こうなったように見える。

尾道は入り組んだ坂道や路地のため敷地が変形していることが多い。建物はそれに合わせて三角形や五角形など変形に建てている。こうした変形建築は技術的にはとても難しいのだがそれを難なく成し遂げているところがすごい。隠岐ノ島でも感じたが造船の盛んな地域は建築技術も高い。ガウディハウスは高い建築技術がこの地域の特性のひとつであることを教えてくれる。


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2019.04.05/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/広島県尾道市「ガウディハウス」

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2019年3月18日 (月)

【現場たぬき】久しぶりの地鎮祭

 久しぶりに舞い込んだ新築住宅の設計に四苦八苦しながらも地鎮祭にこぎつけた。まずはめでたい。朝からの雨も地鎮祭が始まるころには晴れ上がり、透き通った青空に神主さんの祝詞が天に吸い込まれていくように思った。無事に完工するようわたしも祈った。これからおりおり現場のようすなどメモしておきたい。

 

 

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2019年3月17日 (日)

海の博物館を見てきた

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 学生のころ建築雑誌で見たときの衝撃を今でも覚えている。あれから30年たって初めて見ることができた。30年前の印象とは相当違った。当時はもっぱら瓦ぶきや焼杉板などが日本の風土に根差したデザインとして評価されていたように思う。わたしもキッチュなデザイン全盛の当時、落ち着いた和風の趣に心動かされたものだ。でも今見ると、それほど土着的でも和風でもない。ヴェールのようなドームと線の細いスチールサッシュのかっこよさはむしろアアルトのような北欧モダニズムではないか。それはそれでわたしは好きだ。


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2019.03.09、三重県鳥羽「海の博物館」

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2019年3月15日 (金)

神明造りを見てきた

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 神明づくりを初めてじっくり見ることができた。正殿は囲いのなかでほぼ見えない。しかし周辺施設は見放題であり形式は正殿と同一だ。いくつか謎があるのでメモしておく。

 なぜカツヲ木が偶数なのか
 この倉庫はてっぺんにカツヲ木が6本ある。端部に金物が施されてとてもきれいだ。このカツヲ木が正殿では10本になる。外宮が9本なので数で内外を区別したことが分かる。偶数は陰数、奇数は陽数なので内宮が陰気、外宮が陽気となる。なぜ主神たる内宮が陰気で随神たる外宮が陽気なのか。

 千木の内削ぎ
 千木の先端が内宮は水平、外宮は垂直だ。水平は陰気、垂直は陽気なのでここでも内宮は陰気であることを示している。ご祭神はアマテラス大御神なので日神、つまり火気であり最高の陽気であるはずだが、なぜそれと対応していないのか。

 このふたつの謎については少し考えたことがある。内宮の10は土気の成数で、ここが世界の中心で不動であることを示しているのではないか。外宮はそれを輔弼する星神で内宮のまわりをくるくる回るので陽気なのだ。

 使い方の分からないムチ掛け
 破風の上部に8本の棒が刺さっている。使い方も意味も不明である。これはいったい何だろう。これはまったく想像がつかない。


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2019.03.09、伊勢内宮

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2019年3月14日 (木)

伊勢神宮の森

 学生たちと伊勢へ行った。五十鈴川を渡ると内宮の境内地になる。参道の杉は直径3メートルに及ぶものも珍しくない。よく手入れされており森林の最終形態である極相林がよく保たれている。それは御神域だから保存されたのではなく、この極相林そのものが神なのではないかと感じた。

 森が信仰の対象となったのはそこが魂が生まれ魂が帰るところだからだ。森のなかの特異な場所、滝や泉や露呈した岩などが神下る場所として聖域化されるが、それは斎場をそこと決めただけで、神の本体は森そのものにあるのではないか。正殿までの長い参道を歩きながらそんなことを考えた。


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2019.03.09、伊勢内宮

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2019年3月 5日 (火)

まいまい三条王道

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 三条通りを2時間ほどガイドした。近代建築の宝庫なので王道と呼んでいる。市民ガイドツアー「まいまい京都」の定番コースだ。20名ほどの参加者と楽しい時間を過ごすことができた。写真はまいまい京都のFBからお借りした。

まいまい京都FB https://www.facebook.com/mmkyoto

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2019.03.02、京都市三条通り

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