陰陽五行説

2020年12月30日 (水)

トランプはなぜ13までなのか

トランプの数字は1から13までだ。13とはあまりにも半端ではないか。黒と赤が陰陽の対になっていることは先に見た。黒が2種、赤が2種ならばそれは四季を示す。陽気の春夏と陰気の秋冬の4つなのだろう。とすると13もまた1年と関係があるのではないか。と考えたところで、なぜ13までなのか分かった。1から13までを足すと91となる。それが4種類なので91×4=364だ。それにジョーカーを加えると365、つまり1年の日数となる。これは偶然ではなかろう。トランプは暦占いとして仕組まれているのではなかろうか。

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2020年12月16日 (水)

【色と五行説16】トイレの男女の色分け

トイレの男女表示は女が赤で男が黒か青だろう。他色はあまり見たことがない。そしてこの配色はおそらく東洋限定だろう。なぜならこれは九星図の配色だからだ。

碧(青)

赤と青は九星図2段目の左右の配色だ。青は陽気なので男性、赤は陰気なので女性を示す。青と赤の組み合わせが本来の配色である。

黒は青の代用として使われているのだろうが、それだと意味が通じない。九星図だと黒は土気なので陽気ではない。五行説でもおかしい。

   
   

五行説だと赤と黒の配色はあるが、赤は陽気なので男性、黒は陰気なので女性を示す。男女の配置が逆になるのだ。これは青赤の配色が九星図によることを知らないものが勝手に書き換えてしまったのだろう。みんなもデザインするときには色の意味をよく考えてね。

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2020年12月15日 (火)

【色と五行説15】形容詞化する色名は古い

色の名前のうち形容詞化するものがある。赤いとか白いなどだ。それほど多くなさそう。

名詞が直接に形容詞化するのは赤い、白い、青い、黒いの4つほどしかない。これは日本語として古いと思う。古代日本人の使っていた色名のうち現代まで生き残っているのがこの4色なのだろう。

ほかに黄色いと茶色いがある。これは黄や茶のあとに「色」という言葉を挟んだうえで形容詞化している。ただし緑色いとか紫色いなどはない。黄色と茶色限定の形容詞化だ。

とりあえず五行の赤、青、黄色、黒、白の5色はすべて形容詞化できる。黄色いという言葉ができた時代に五行説は一般化したのではないか。それがいつごろなのか。飛鳥時代の冠位十二階に黄色は入っているのでそれ以前であることは確かだろう。わたしは古墳時代までさかのぼるのではないかと思っているが確かめたわけではない。

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2020年12月14日 (月)

【色と五行説14】もうひとつの黒と白

黒と白の組み合わせは陰陽を示すことは(5)でみた。黒と白にはもうひとつの意味がある。それは九星図における黒と白だ。黒は二黒土星の地、白は八白土星の山を示す。ふたつ合わせて地山謙となり先に見た紅白の天沢履と対になる易である。地山謙は謙譲の心を持った王の軍隊は敵国を征伐するという意味がある。

天が天神であるのに対して地は大地の女神だ。大地の女神とはイザナミのような死の国の女神である。一方、山には小男の意味がある。天沢履に天神と少女のイメージがだったのに対し地山謙は大地の女神に仕える少年のイメージがある。古来より英雄が少年の姿なのはそのためだと私は思う。ヤマトタケルや牛若丸など事例をあげればきりがない。

だから黒と白は葬礼の色使いとなる。葬礼の場が死者の領域であることを黒で示し、魔を祓う少年を白で表して聖域を護るのであろう。

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2020年12月13日 (日)

【色と五行説13】赤と白

いわゆる紅白だ。これは九星図による配色だろう。白は六白金星の天、赤は七赤金星の沢(たく)。天と沢との組み合わせはトラの尾を履んでも大丈夫という最上の予祝となる。これは数字の組み合わせだと8と9で聖徳太子はこの予祝を使って17条の憲法を作ったことを吉野裕子は明らかにしている。つまり8と9を足して17とすることで憲法に天と沢による予祝を盛り込んだわけだ。おめでたいときに紅白の幕を張るのも日の丸が紅白の配色なのも同じ理由からだとわたしは思う。

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2020年12月12日 (土)

【色と五行説12】赤と黒

これはルーレットとトランプの色の取り合わせだ。いずれも西欧起源のもので五行説とは関係がない。ないはずだけど、これも五行説にぴったりと当てはまる。これは五行説の色配置に従っている。五行説の色配置は次のとおりだ。

   
   

赤と黒は表の上下に位置している。赤は火気、黒は水気だ。この色配置は四神相応と同じだから、それで考えたほうが分かりやすいかもしれない。赤は南方の朱雀、黒は北方の玄武である。朱が赤、玄が黒の別名だ。赤は極陽、黒は極陰なので陰陽のセットとしてふさわしい。

トランプは14世紀、ルーレットは19世紀には今のかたちになったという。これはわたしの想像だがイスラム文明のなかに五行説が紛れ込んでいたのではないか。イスラム文明がヨーロッパに流れ込んだゴシックの時代(12‐15世紀)にそれが伝わったように思う。

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2020年12月11日 (金)

【色と五行説11】青と赤と黄色

青、赤、黄色は信号の色の取り合わせだ。西欧の信号機をモデルにして取り決めたらしい。赤や黄色は人類共通の危険色として知られている。そうした生理的な反応を踏まえたうえで決めたと説明されることが多い。だから五行説と関係がない。ないはずなのだがぴったり当てはまっている。これは九星図の色配色に従っている。九星図の色配色は次のとおり。

碧(青) 黄色

この2段目の配色と同じだ。碧は陽気、赤は陰気、黄色は陰陽中立だ。青で動き赤で止まるという行為も陰陽のとおりだ。黄色が中立というのも当てはまっている。

実は西欧の色や数字の使いかたに陰陽五行説と共通のものがある。偶然にしてはよくできているので、なにかしら関係があるのではないかと思っているがよく分からない。誰に聞けばよいのかも分からない。

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2020年12月 8日 (火)

【色と五行説10】なぜ囲碁は黒が先手なのか

碁石が白と黒なのは陰陽に合わせているのだと思う。もちろん白が陽気で黒が陰気だ。囲碁は陰陽の交合を碁盤の上に再現している。上位者が白、下位者が黒を持つのも陰陽に合っている。強は陽気で弱は陰気だからだ。ところが陰気である黒から石を置く。先に打つ行為は陽気なので陰陽に従うならば白が先手となる。そうしないのは陰気が先手を打ったほうが陰陽が混じりやすいからだろう。

先に打たれた黒は本来の位置である後手に戻ろうとする。だから黒は白の後で必ず石を置かねばならなくなる。3手目で黒はようやく後手の位置に戻ることができるのだ。ただしこれでは黒のほうが1個多い。数を揃えて陰陽のバランスを取るために白はもうひとつ盤上に置く。これだと黒はまた先手に戻ってしまう(実は永遠に黒は先手なのだが)。そこで黒は白の後で石を置く。するとまた数が合わないので白を置く。この繰り返しで陰陽が交合するのだ。囲碁とはそういうゲームだろう。

陰陽の交合は世界の流転そのものだから、元は世界の流転を読むための占いだったのではないか。相撲のようなスポーツがもとは神事であったように囲碁もまた神事の一種だと考えられる。

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2020年12月 4日 (金)

【色と五行説9】太陽は赤いのか

朝日と夕日はたしかに赤く見える。でも日中は赤くない。直視できないがたぶん黄色味がかった白色だろう。しかし日本人はこどものころから太陽を赤く描く。なぜか。それは五行説において火気の色が赤だからだろう。実は焚火の炎も赤くはない。これも黄色っぽい白色だ。ときに青く見えることもある。でも赤くはない。それでも日本人のこどもは火を描くときたいてい赤く塗る。火気は赤で示すという五行説に従っているとしか考えられない。五行説は一般教養ではなくなったが、それでも根強く社会通念として現代に生きているのであろう。

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2020年12月 3日 (木)

【色と五行説8】富士の雪冠と神降ろし

影向の松の雪の白さは天神を表わすことを前回見た。土気である松に金気の天神が降りれば土用によって天神が強められる。同じことが富士山の雪冠にも言える。富士山は大いなる土気であることは論を俟たない。山は八白土星の土気だが、富士山ほどの大山になればその土気は計り知れない大きさとなるだろう。その土気によって雪冠の金気は強められるわけだ。この場合の雪冠はもちろん天神である。

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