カルチャーハウススケッチ教室で鞍馬へ行った
驚くほど涼しかった。森に入ったとたん気温が下がる。風が通る。気持ちよくスケッチできた。
スケッチ教室 Culture House お散歩感覚で 近代建築スケッチ
由岐(ゆき)神社の拝殿は魅力的な建築だ。柔らかい曲線の檜皮(ひわだ)葺きの屋根を回廊風の軽やかな柱列が支える。軒の出が3メートルほどあるので宙に浮いた船のようにも見える。不思議な世界観のある建築だ。
6間の3番目が階段通路となっている。3は木気の数字だ。宇治橋の三の間と同じく木気重視する構成である。左右の回廊部分は2間と3間に分かれる。2は陰気、3は陽気を表す。陰陽そろえて聖地を整えるのは狛犬の陰陽と同じだ。
ただしここでは陰陽の左右が逆転している。狛犬の場合、神様から見て左側に口を開けた狛犬を置く。口を開けたほうが陽気だからだ。それにならえば、神様から見て左側に陽気である3間を置くべきだろう。それがここでは逆転している。なぜか。
実は、由岐神社の狛犬も左右が逆転している。この逆転現象は縁結びの霊場でたまに見ることがある。由岐神社も縁結びの神様だ。なぜ縁結びの霊場で左右の逆転現象が起こるのか。
逆転したものは正しい位置に戻ろうとして中央で出会う。狛犬の逆転現象は陰陽が中央で出会うことを示すのである。縁結びは陰陽の混交だから狛犬のような霊物の左右をわざと逆転させるのだ。それと同じことがこの拝殿でも起こっているのだろう。1607年、豊臣秀頼により再建。

































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