建築探偵の写真帳

2017年7月 2日 (日)

漁具庫かな

 高度成長期に海岸が埋め立てられるまで、ここから3分ほどのところが海だった。だからこれはなにか漁業関係のものを入れていた納屋ではないかと思う。暮らしが変っても町がまだそれを覚えている。

Img_00022
2017.06.24、大阪府貝塚市南町

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月 1日 (土)

ロープ工場かな

 いい感じの木造があった。長い建物でロープ工場かなと思ったが窓が少ないので違うかも知れない。土壁・貫構造・和小屋の実直な建物でわたしの理想の建築に近い。30年ほど前に来たころには水間鉄道沿線に繊維工場や洋館などが残っていたがめっきり少なくなっていた。でも探せばまだまだおもしろそうな建物が残っていそうな気配がある。おもしろそうな地域だ。

Img_0011
2017.06.24、大阪府貝塚市水間

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月28日 (水)

アヤメだねぇ

Img_0015

 きれいな透かし彫りがあった。こういうのを初めて見た。こうした透かし彫りは大阪欄間の系統で古い技法だと思うが、今はほぼ絶滅したと思っていた。この祠は20年ほど前のものだろうか。このあたりでは今でもまだ。こうした技法が残っているのだろうか。もし残っているのならすごい地域遺産だと思う。

Img_0013
2017.06.24、大阪府貝塚市水間

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月27日 (火)

水車小屋かな

 水間を歩いていて見つけた。水路の上に建っているので水車小屋だと思う。今は閉まっているが和菓子屋の看板がかかっていたので、自家製粉なさっていたのかも知れない。水車そのものもひょっとしたら残っているかも知れない。残っているなら、また使ってみればおもしろい。

Img_0016
2017.06.24、大阪府貝塚市水間

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月21日 (水)

藤原儀一デザインの水盤

 少し前に気づいた。建築史家藤原儀一が設計指導をしている。ハスの葉のかたちなのは東本願寺前の武田の噴水へのリスペクトだろうか。手が洗えるようになっているが、手洗い用というわけでもないようだ。噴水の一種なのだろうか。

 ハス葉の水盤がよい形をしている。水を使ったランドスケープデザインとして秀逸だ。

親鸞聖人七百回大遠忌抱擁記念
昭和三十年十月

調進 京極佛具店
指導 工学博士 藤原儀一
設計 京極文一
元型 吉川雅允
鋳造 富山高博
仕上 江尻宗次郎
鋳助 松田伊三郎

石工 芳村(成)右衛門

Img_97792
2017.06.21 西本願寺

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 7日 (水)

関大第2学舎のステンドグラス

Img_9844

 前から気になっていたステンドグラスを中から見てきた。階段室に色づいた光が躍っていて幻想的だった。ステンドグラスはそのものもきれいだが、それが床や壁に映り込んだようすが美しい。

 外から見たようすはこちら 関大第2学舎 ステンドグラスがあったよ

Img_9843 3階

 図柄は、3階は「ユリとヘルメスの杖」、2階は「ハトと天秤」に見える。ヘルメスの杖は商業、ユリは純潔の象徴だから商学を表すのか。天秤は正義の女神、ハトは平和の象徴だから法学を表わすのか。色ガラスのまわりに白と透明ガラスの格子を組んだあたりがなかなかよくできていて見飽きない。

 まわりを探したが説明は無かった。これだけの作品なのだからタイトルと作者名は入れてほしい。

Img_9842 2階
2017.06.03、関西大学

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 3日 (土)

京都府庁の玄関ドアはこうなっている

 何度も行っているはずなのに全く気付かなかった。京都府庁の玄関ドアの片側は折戸になっているのだ。なぜこんなことをしたのか理由がさっぱり分からない。ひょっとしたらほかにもこのような事例はあるのだろうか。それも分からない。とりあえず府庁七不思議のひとつを発見ということで。

Img_9703
2017.05.20、京都府庁旧本館

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月27日 (土)

JR山科駅の遺構

前からきになっている。戦後すぐくらいのものではないか。こうした看板系のものは、ジャンルが明確でないので研究対象となりにくく、結果的によく調べられもせすに失われることが多い。これはぜひこのまま残してほしい。

Img_9764
2017.05.26、京都市山科区

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月22日 (月)

京都御苑のなにか

 御所を歩いていたら写真のような不思議なものを見つけた。戦前に造られた銅像台座のように見えるが何だろう。もう少し近寄れば何か分かるかも知れない。また今度見てくる。

Img_9705
2017.05.20、京都御苑堺町御門

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月19日 (水)

東京国立博物館は思っていたのと大分違った

 東博は思っていたより装飾分解が進んでいた。もうほとんどモダニズム建築と言ってよい。真っ白な玄関ホールは見ごたえがあった。階段親柱の真鍮製のアールデコ照明もなかなかよくできていておもしろかった。ただしホール全体は様式建築とは思えないほど装飾が少ない。やはりこれは古典の範疇ではないだろう。わたしは漠然と東博は様式の精華だと思い込んでいたが、それが間違いだった。ここにはもっと戦後モダニズムと同じような豊かで清澄な空気が流れている。奈良の大和文華館なんかが似ていると言えばお分かりいただけるか。

 写真はタテ樋の風変りな取り付け方。手すりにジョウゴが取りついている。その後ろは柱だ。いったいどうなっていえるのか。全館にただよっているチグハグ感が、この納まりによく現れていると思った。装飾分解はやり過ぎるとチグハグ感が強まるのだ。渡辺仁のような名手だからこそ陥るワナと言うべきかも知れない。それはそれでおもしろい。

Img_9326
2017.04.14

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧