建築探偵の写真帳

2020年3月12日 (木)

なにかと思ったら蓮如上人銅像跡だった

 公園のようなところに石張りの塔が立っている。右端の石碑に張られていたろう銘板も取り外されたままだ。なにかと思ったら蓮如上人の銅像が立っていたそうだ。戦時中の金属供出で無くなったのだろう。きれいに掃除されているがこのままではよくないように思う。元あったような巨大銅像を復元するのではなく、もっと穏やかな表現で蓮如上人を記念する公園にすればよいと思う。

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2020.03.06、京都市山科区

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2020年3月 2日 (月)

メルヘンな切り抜き看板

履物と玉子の店ってどんなのだろう。見たことも聞いたこともないよ。ハンプティダンプティの履物屋さんを思い浮かべる。とてつもなくメルヘンだ。

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2020.02.28、大阪府豊中市

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2020年2月28日 (金)

本瓦葺きは長持ちする

蔵を再生したライブハウス「磔磔」は 本瓦葺きである。大正7年くらいの竣工に見える。もしそうなら100年はたつ。屋根は竣工時のままのように見える。本瓦ってそんなにもつのだろうか。本瓦は桟瓦より重ねしろが大きい。つまりどこをとっても瓦が3枚くらいは重なっている。だから多少瓦がずれても雨が漏ることはないのだろう。そのために長持ちしているのだろう。本瓦の性能はすごいな。

ちなみにホールの机はこれ(写真)。これは漬物樽のフタに見える。蔵に換気窓が少ないことと考えあわせて、この蔵は漬物蔵だったのではないかと思っている。磔磔はハリハリとも読めるのでハリハリ漬けを作っていたのかも。

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2020.02.15、京都市中京区、ライブハウス「磔磔(たくたく)」

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2020年2月27日 (木)

ウロコの家のウロコのジョウゴを見た

 ウロコの家のウロコのジョウゴ。松ぼっくりみたいでかわいい。ウロコの家に入ったのは初めてだった。居留地からの移築と説明があった。もしそうなら神戸の現存洋館で一番古いことになるのかも知れない。移築だと古い部材が限定されるがこれはどう見ても古そう。箱型の呼び樋を丸型の竪樋に接続するためのものなのだろうか。機能もよくわからないところが楽しいぞ。

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2020.02.23、神戸北野「うろこの家」

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2020年2月21日 (金)

旧大阪医大付属病院石橋分院の階段室

外観がそっけないインターナショナルだったのであなどっていたが中がすごかった。こんなスチールサッシのステンドグラスがとてもきれいだ。研ぎ出しの階段手摺の丸っとした造形も素晴らしい。明るく清潔感のある建物だ。

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2020.02.18、大阪府豊中市阪大総合学術博物館

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2020年2月14日 (金)

天神橋の裏話2

 妻木が日本橋を設計したとき、橋の上からは見えないアーチの裏側まで石張りにしたのは経済感覚の欠けたバカげた無駄遣いだと非難された。もちろんそれはバカげたことではなく船から見たときのデザインを大事にしたのでそうしたのだった。水上からの視点は武田たちにも受け継がれた。この天神橋を下から見たときの伸びやかな美しさは特筆に値する。武田は橋梁の美は構造物を飾るのではなく力の流れを表現することで新しい美を獲得するとした。まさにこの鉄骨の美しさは武田の考えた構造美そのものではないだろうか。

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2020.02.11、大阪市天神橋

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2020年2月12日 (水)

天神橋の裏話

 まあ中之島の都市計画橋梁は水面との距離が短いためアーチがめちゃくちゃ薄い。だからご覧のようにアーチの取り付け角度が30度ない。すでにアーチと言えるのかどうかという域に入っている。ここらへんは武田やら片岡やらがあれこれ言ってこうなった。水の都にとって橋上からの眺めこそ命だというわけだ。それはまあワグナー先生の教えでもあるのだが。というわけでアーチを道路上に出さず無理やり路面下へアーチを押し込めてこうなった。おかげですっきりとした景色を楽しめている。けっこうすごいと思う。

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2020.02.11、大阪市天神橋

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2020年2月 8日 (土)

阪急岡町あたりの近代建築「岡町センター」

 閉店したパチンコ屋だが古い。明治ころの商家を昭和5年ころに洋風に改装したように見える。修理すれば見違えるようになるだろう。

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2020.02.07、大阪府豊中市岡町

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2020年2月 7日 (金)

阪急岡町あたりの近代建築「岡会堂」

 豊中市の岡町は空襲で焼け残ったようで古い建物が今でもたくさん残っている。これは「岡会堂」という自治会の建物だ。昭和5年頃の竣工に見える。表側の白いタイルが当時のままなのだろう。なかなかモダンな雰囲気だ。丁寧に手入れされているようで幸せそうな建物だ。

 このあたりは昭和5年頃の長屋がたくさん残っている。箱軒の防火構造長屋はこの10年ほどで急激に減りつつある。ここもほとんどが空き家になっていた。豊中は関西でも協働型のまちづくりの先駆だったが今はどうなっているのだろう。所有関係を動かさずに再生する手法が機能すれば見違えるほどよくなるように思う。

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2020.02.07、大阪府豊中市岡町「岡会堂」

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2020年2月 2日 (日)

平板型防火シャッターを初めて見た

 平板型防火シャッターというものを初めて知った。中京郵便局はホールに外壁保存の展示コーナーがある。工事写真は興味があるのでいつも眺めているのだがその横にシャッターのことも書かれていた。ほんまかいなと思って外から見るとシャッターレールがギザギザになっているではないか。40年ほどこの建物を見ているがまったく気づかなかった。シャッター板がまだ残っているなら閉まった状態をぜひ見てみたいものだ。

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2020.01.20、中京郵便局
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平板型防火シャッターの仕組み。ワイヤーが仕込まれていて巻き上げるらしい。

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