水彩スケッチ

2018年5月22日 (火)

京都動物園の観覧車を紹介した

 続京都建築探偵団のロケで行った。この観覧車は現存観覧車のうちで日本最古2番目らしい。

 これはほんまディレクターの一押しで決まった取材先だった。前からクセのあるディレクターやなぁと思っていたが、こういうものに目がないらしい。当然ディレクターは観覧車に乗っていた。わたしは修理現場で屋根から落ちて死にそうになったから高いところは苦手なので観覧車に載るはずもない。でも、結構おもしろい絵が撮れたかも知れない。乞うご期待である。


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2018.05.11/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年5月21日 (月)

泉屋博古館をスケッチした

 日建設計の設計で1970年に竣工した。ロケのために久しぶりに訪れたが、思っていたより良い建築だった。

 まずプランがおもしろい。巻貝のように展示室を重ねて中央に吹き抜けの階段室がある。複数の展示室から任意に選んで展覧会を開くことができるし避難動線も確保できる。よく考えられている。

 構造は村野の兵庫近美と同じく短い柱が箱を支えている。箱を宙に浮かすことで軽やかな姿を得ている。また展示室の平面が台形のため斜めの壁が随所に現れて変化を与えている。

 このように平面計画と構造と意匠とがお互い密接にからみあってワクワクするような建築を作り上げている。なかなかこういう設計はできない。70年ごろの建築にはこういうワクワク感があるので楽しい。


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2018.05.11/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年5月19日 (土)

武田五一の晩年作「金戒光明寺大方丈」をスケッチした

 大方丈とその東側の庫裏と合わせて竣工している「らしい」ということが分かった。近代化遺産リストには大方丈とあるだけだったのでそちらのロケをしたが、この庫裏のほうがおもしろいのではないかと今は思っている。伊藤平左衛門棟梁とのコンビも気になるところだ。

 仏壇や玄関部分にウイーン分離派風のモチーフがあり、これはやはり武田のデザインではないかと思われる。ロケハン時点でそのことに気づいておれば番組に反映できたのだが、ロケ後に気づいているのだから建築探偵形無しである。すまん。


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2018.05.11/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区

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2018年5月18日 (金)

京都の建築家松室重光の「武徳殿」をスケッチした

 正面が南側だと初めて分かった。北側の唐破風と館内の唐破風は亀岡末吉による改築だということも初めて知った。それらを差っ引くと松室の仕事がようやく見えてくえる。思っていたより簡素だ。梁の付け根の金物補強は後世だと思うが、館内上部の筋交いは当初のものだと思う。これは社寺建築の体裁をとっているが、実は鉄骨造をモデルとした近代的なアリーナ(体育館)なのだ。そのことがよく分かった。

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2018.05.11/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区岡崎公園

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2018年5月16日 (水)

武田の初期作「関西美術院」を描いた

 ロケで関西美術院へ行った。25年ほど昔、実測調査をしたことがあって、あの図面は役に立ったと言ってもらった。武田五一30才代の作品だが、改装と増築を繰り返し元型がどうなのか今いち掴めないのがもどかしい。じっくり腰を据えて徹底的に調べてみたいものだ。

 ロケから帰ってからひとつ思いついたのは架構が工場建築に似ていること。片流れトラスなのだが、窓があるほうの柱がトラスの束を兼ねている。よく考えたらちょっと不思議な軸組で、そのおかげで窓側がすっきり納まっているのだ。武田らしい合理性に満ち満ちた作品だったのだ。


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2018.05.11/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市東山区岡崎公園、関西美術院

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2018年5月15日 (火)

帝国ホテルをスケッチした

 雨なので真っ暗だった。ライトはこういうくらい建築が好きなのだろうか。陰影礼賛を思わせる。エントランスホールの四隅に照明を埋め込まれた光の柱があるのだが、暗いなかで見ると柱が生きているように見えた。これは雨の日でないと感じられなかったかも知れない。ライトのやりたかったことの一端を感じることができたように思う。来てよかった。

 スケッチするには暗すぎたので、今度はもっと明るいときにスケッチしてみたい。


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2018.05.13/スケッチブックA4、グラフィックペン0.5/明治村

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2018年5月14日 (月)

大明寺聖パウロ教会(明治村)をスケッチした

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 とてもいいと佐野先生が言うので見てきた。ほんとに良かった。長崎のキリスト教会なのだが中が想像を超えている。わたしは久しぶりに「あっ」と言ったね。


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 この交叉ヴォールトは対角線のアーチが半円になっているタイプだ。漆喰塗りに見えるが、三次曲面をコテで仕上げた左官もすごいし、下地の木摺りを曲げて作った大工もすごい。日本の伝統木構造の高い技術を目の当たりにできるが、移築時に同じものを再現した職方もすごいと思う。そういうところをぜひ見てほしいなと思う。


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2018.05.13、明治村

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2018年5月13日 (日)

京都建築専門学校の遠足で明治村へいった

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 あいにくの雨だったが楽しかった。おかげで屋内でゆっくりスケッチできた。これは聖ヨゼフ教会でガーディナーの設計だ。聖ヨゼフは4度目の訪問だが今回も新知見があった。近代建築は見るたびに新しい。

 新知見というのは大屋根を列柱で支えており外壁にあまり力がかからないようにしていること。なかなか合理的で美しい解決法だと思う。


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2018.05.13/岐阜県明治村

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2018年5月 5日 (土)

スケッチ教室を中之島で開いた

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 今月のスケッチ教室は大阪の中之島で開いた。ちょうど中之島祭りの最中でにぎやかだった。あまりに騒がしいので落ち着かないのできょうはゆっくり確かめながら描いてみた。描いていると騒音が聞こえなくなるから不思議だ。


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2018.05.05/ワトソン紙ハガキサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/大阪中央公会堂

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2018年5月 4日 (金)

20歳のスケッチ

 授業で自分の学生時代のスケッチを紹介した。絵の感じが今と同じなのがよく分かる。おもしろいのでここに上げておく。


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1981.07.13/マルマンスケッチブックF8、エンピツB4、不透明水彩/京都市左京区、松ヶ崎浄水場

 わたしの初めて描いたスケッチがこれだ。中学まで美術の授業があったが嫌いだったので自発的に絵を描いたことは無かった。大学に入って恩師である竹内次男先生に建築をやるならスケッチせよと言われて初めて描いたのがこれだ。絵が右に傾いているところなど今と同じだ。


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1981.08.02/マルマンスケッチブックF8、エンピツB4、不透明水彩/大阪市、心斎橋変電所

 2枚目は心斎橋の変電所。これはもう無い。武田五一と聞いてスケッチにおもむいたのだが、どのへんが武田なのだろうか。あのころはリストもしっかりしてなかったからガぜネタだったのかも知れない。というより20歳のころから武田を追っかけていることに驚く。


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1981.08.03/マルマンスケッチブックF8、エンピツB4、不透明水彩/京都市下京区七条大宮

 3枚目は京都。これももうない。このころは色は家に帰って塗っていた。その場で彩色するようになるのは天王寺スケッチのころだから2010年からだ。そうしたのは東京神楽坂の建築家鈴木喜一の影響だった。


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 スケッチブックはマルマンのF8(452ミリX379ミリ)ととてもでかい。これは恩師の指定だったが、なぜこんなでかいものを持たせたのか謎だ。

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