水彩スケッチ

2022年5月18日 (水)

理想的な建築・聖ヨハネ教会(2)

2枚描いた。聖ヨハネは横顔もよい。この会堂の第一の特徴はその大きな屋根にあるが、そこにゴシック風の屋根窓がついているのがこよなく愛らしい。その尖った窓屋根の上にひとつずつ十字の星がついているところもよろしい。

屋根は当初、鉛葺きだったそうだ。おそらく大屋根が急こう配過ぎて瓦が葺けなかった。この会堂は京都の町中にあったので周囲の瓦屋根に合わせて鉛葺きを採用したのだろうと思う。それが雨が漏るようになって銅板葺きに変わった。移築に当たっても銅葺きが踏襲されている。丘の上に建つ今となっては銅サビの青緑色が似つかわしい。

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2022.05.15/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.5、固形透明水彩 /愛知県犬山市明治村

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2022年5月17日 (火)

聖ヨハネ教会をスケッチした

京都建築専門学校の見学会で明治村へ行った。明治村では毎回聖ヨハネを描く。聖ヨハネ大好き。

ガーディナーの建築はレンガ造りと木造とのハイブリットであることが多い。ここも1階のレンガ壁(移築時に鉄筋コンクリートに置き換えたが)と2階の大胆な木造トラスの合わせ技にみとれるばかりだ。わたしの理想の建築のひとつである。
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2022.05.15/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.5、固形透明水彩 /愛知県犬山市明治村

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2022年5月 8日 (日)

大阪中央公会堂でスケッチ教室

2時間のスケッチ教室。最初の30分は公会堂を見学した後、ハガキスケッチの実演をした。それが1枚目で、20分くらいかな。今回は部分を正面描きでスケッチした。その後で各自で小1時間ほど描いたのが2枚目。なかなか力作揃いでおもしろい。

わたしはF4のスケッチブックに描いた。これが3枚目で50分くらい。多少ゆがんでいるが構わない。スケッチに失敗はない、というのが師匠の教えだ。

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2022.05.07/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.5、透明水彩/大阪中央公会堂

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2022年5月 5日 (木)

奈良女旧本館をスケッチした

奈良女子大旧本館を公開すると聞いたのでスケッチしてきた。よいお天気で気持ちがよかった。これで50分くらい。屋根に変化があり楽しい建物である。

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2022.05.04/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.3、透明水彩/奈良女子大学記念館

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2022年4月25日 (月)

半田の旧カブトビール工場をスケッチした

アユミギャラリーの「近代建築史への旅スケッチ展」の公募作品で見たのを覚えている。ギャラリー主の建築家・鈴木喜一さんのスケッチも見たような気がするが、それはわたしの脳内創作かも知れない。

ここ数年スケッチする時に鈴木先生のスケッチがまぶたによく浮かぶ。先生が亡くなって11年になるが今でもわたしは先生に教えられているわけだ。今回も鈴木風になった。

保存が決まったとき半分解体されたところだったそうだ。そのころにスケッチ展にも出ていたのだろう。解体途中のレンガ壁が中世教会の廃墟のようでおもしろかった。

展示室も充実していて勉強になった。大規模な耐震補強を施したようだが、濃尾震災以後の建物なので耐震レンガ造だろう。大がかりな補強は必要なかったのではないかとわたしは思う。
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2022.04.24/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.3、透明水彩/愛知県半田市

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2022年4月20日 (水)

養父市の養蚕農家の土壁を見よ

このあたりの土は、少し柿色の入ったきれいな黄色だ。中塗り仕上げの表面が風化してやさしげな風合いをもつ。

大壁づくりなのは湿気避けのためだろう。壁の破れ目から細い丸竹が見えた。土蔵づくりのように柱の外側で小舞をかいている。こうした簡単な下地で100年くらいはもつのがすごい。こういう建築をわたしは作りたい。

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2022.04.16/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/兵庫県養父市大藪

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2022年4月19日 (火)

八鹿瓦の地蔵堂をスケッチした

六地蔵なのだが7体ある。ほかに小さな墓標のようなものなど入ってにぎやかだ。お地蔵さまには赤い前掛けが掛けられボタンサクラが供えられていた。どなたかが今でもお世話なさっているのだろう。だからお堂は生きているように見える。

赤い瓦は八鹿で焼いていた八鹿瓦だそうだ。焼きムラによる色の違いがとてもきれいだ。瓦葺きにしたおかげでお堂が長持ちしているのだろう。丁寧に造った大工さんの気持ちとお堂を守ってきた方たちの気持ちが染み込んだ建築であろう。

前面上部に見える梁の左右には渦巻模様が彫りこまれている。梁の真ん中にはカエル股が載っている。つまりこれは正式な虹梁なのだ。このお堂はけっこう正統派なのである。背面の板張りにすきまが開いてタテのストライプの光が入るところもおもしろい。わたしの理想の建築に近い。

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2022.04.16/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/兵庫県養父市大藪

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2022年4月10日 (日)

俳聖殿をスケッチした

ボランティアの方々が掃除をなさっていた。大切に守られている幸せな建物だ。ちょうど30分で描いた。桜の花びらがパレットに舞い散った。

俳聖殿は伊藤忠太の設計で1942年に竣工した。俳聖とは芭蕉のことで、お堂のなかに伊賀焼の芭蕉像が祀られている。

建物は笠をかぶった芭蕉の旅姿をかたどったそうだ。とてもおもしろい形をしている。それを木造で作ってしまうところがおもしろい。伊賀も飛騨のような木の匠(たくみ)の国なのだろう。

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2022.04.08/ヴァフアール紙粗目F4、油性ペン極細、固形透明水彩/伊賀上野

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2022年4月 7日 (木)

本町橋をスケッチした

こんなに良い橋だったとは知らなかった。大正2年と親柱にある。本町通りは大手門へつながる大阪のメインストリートだから気合が入っているのだろう。リベット打ちの鉄橋も元のままだと思う。水面と道路面とが近いのでアーチが扁平になっている。そこまでしてアーチを橋下に隠したかったのは、橋上からの眺望を守りたかったからだろう。

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2022.04.02/ワトソン紙はがきサイズ、油性ペン極細、透明水彩 /大阪市本町橋

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2022年3月17日 (木)

スケッチ日和りである

気温が20度を超す陽気で座り込んでスケッチするのが気持ちがよかった。美術館前の階段状の芝生ベンチはスケッチにちょうどよいな。これで1時間くらい。

コピック0.3を使った。スケッチブックをF3からF4に大きくしたが、描きなれたコピックで普通に描けるのだからF3もF4も大きさとしてはさほど変わらないのだろう。このスケッチブックが終わったら次はもっと大きくしてみる。

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2022.03.16/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.3、固形透明水彩/京都市岡崎公園

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