アニメ・コミック

2016年12月31日 (土)

カツヲ「三ツ星カラーズ」

 東京のアメ横を舞台に天衣無縫の小学生3人が数々の秘密作戦を決行するコメディ。これは結構ツボである。天敵である上野動物園前交番の若い巡査斎藤、協力者であるアメ横の怪しい雑貨商のオヤジなど取り巻くサブキャラが光る。おすすめだぞっ。


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2016年12月 8日 (木)

戦国鳥獣戯画

 5分の帯アニメで最近お気に入りだ。出色なのは語りを担当する林原めぐみだ。ふざけたマンガに落ち着いた語りがおそしろい。こういうナレーションって誰だっけと検索したところ女優の奈良岡朋子(参照)が近い。林原もそういった先輩の語りを意識しているのだと思う。芸達者である。

戦国鳥獣戯画第1話 http://gyao.yahoo.co.jp/player/00252/v10171/v0993400000000544228/

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2016年12月 1日 (木)

米澤穂信 「氷菓」

 学園推理小説「古典部シリーズ」の第1作。アニメも泣けるが原作も泣けた。失われていたものがよみがえるところがお気に入りだ。テンポも良いし言葉遣いもやや難し気でおもしろい。

 わたしは文体とはテンポの良さや個性的なキャラにあると思う。著者がこれを書いたのは22歳だった。その年齢でしっかりとした文体を持っているのはすごいと思う。文体はその人固有のもので、誰しもが自分固有の文体を予め持っているのではないか。読んでいてそんなことを考えた。第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞受賞作。著者のデヴュ―作である。


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2016年11月27日 (日)

米澤穂信 「ふたりの距離の概算」

 仕事をする気にならないのでこれを読んで過ごした。遅読を自認するが1日で読んでしまった。これはアニメ「氷菓」で有名になった古典部シリーズという学園ものの推理小説だ。わたしはアニメは好きで何度も観ているが原作を読むのはこれが初めてだった(ちなみにこの話はアニメ化されていない)。キャラをよく知っているせいか、そのキャラが言いそうなことを言いそうな言い回しで言ってくれるのが気持ちよかった。長編なり連載なりでしか味わえない醍醐味だと思う。今月末に新刊が出るらしい。たぶん買うと思う。


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2016年9月 2日 (金)

アニメ「ふらいんぐうぃっち」

 バンダイビジュアルで無料の「ふらいんぐうぃっち」を見ている(参照)。原作に忠実で、しかもカメラワークが良い。声優は知らない人ばかりだが、肩に力の入らない自然な演出が良い。わたしはこういうローファンタジーものが好きだ。


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2016年8月19日 (金)

妹尾ゆふ子「翼の帰る処(上)」

 かみさんに薦められて読んだ。読みやすい上にとてもおもしろい。遅読のわたしでも6時間ほどで読めた。銀英伝のヤン・ウェンリーによく似た野心も覇気もない文官が主人公だ。本人の思いと関係なくその人の天才が現れるところがわたしの好みである。いずれ埋もれた図書館が現れるのではないかと思う。下巻に期待しよう。


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2016年6月 1日 (水)

久しぶりにキャラ絵をアップした

 艦これ近況。現在レベル99の中将。春イベントは乙クラスでE1クリアのみ。毎回のことだけど、イベントが難しすぎて心折れたね。神通はE2用に温存しておいたが出番は無かった。これは潦(にわたずみ)さんの神通(参照)の写し。

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2016.06.01

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2015年11月22日 (日)

攻殻機動隊 新劇場版

 つまらなかった。モヤモヤする。首相暗殺事件を通して少佐の過去が明らかになるという話なのだが、今ひとつ筋が通らない。ひとつは独立した愚連隊のような少佐の組織がなぜ公安の配下に下ったのか説得力が無い。ひとつは電脳技術開発者であった少佐の両親がなにをしていたのかが分からない。ひとつは補佐官である首相の息子の役割が分からない。とりあえず思いついただけでもこれくらいある。しかもクライマックスが無い。今のアニメはクライマックスが無くても商業的に成り立つのだろうか。そんなことはなかろう。なぜこんなことが許されているのだろうか。もうクールジャパンはダメになったのだろうか。


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2015年7月 7日 (火)

軽巡「由良」

 「艦これ」の由良を描いてみた。もう少しきつい感じなのだがうまく描けない。「艦これ」は無課金のネトゲでポケモンと同じようなカードゲームだ。由良は初期に登場するキャラで一部で根強い人気がある。声を当てているのは聞いたこともない声優さんだが、由良の優等生キャラをうまく演じている。もっと人気の出てよいキャラだろう。

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 先日、最近親しくしていただいている先輩から「えんまんじさんは、ときたまブログにキャラ絵をアップしてるじゃないですか。あれが本性なのかと思っていたのですが、どうなんでしょう」と言われた。本性を見抜いていて、よく講師にやとったものだと思う。ごめんなさい本性です。

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2015年1月26日 (月)

「ガルパン」第11話

 繰り返される水没戦車のイメージ、これがこのアニメのテーマなのだろう。主人公は水没戦車の救助を優先したことを悔いている。それなのに再現された同じ状況でそれを優先せざるを得ない主人公の切実さがこのアニメの肝だ。初出場で決勝戦まで勝ち上るという高校野球的設定のなかで水没洗車のイメージが再現されるところがこのアニメの尋常でない構成力の力技なのだと思う。


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2014.09.24

 

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