岡山旅行01-吉備津神社
夏休み旅行で岡山へ行ってきた。古墳めぐりがメインだったが、古建築や街並みなども興味深かったのでメモしておく。
吉備津神社は桃太郎伝説の元になったといわれる大吉備津彦命とその子の吉備武彦命そのほか吉備氏祖霊を祀るという。吉備津彦は孝霊天皇の皇子で、孝霊天皇4年に将軍として西海に派遣され播磨や中国地方を平定し、この地に茅葺宮を置いて政治を行った。吉備津彦神社のある中谷山頂の前方後円墳が吉備津彦の陵墓とされている。
社殿は吉備津づくりと呼ばれる特異な形式だ。本殿と拝殿が一体化した長い社殿で、本殿の屋根が主軸に直交するかたちで2本の棟を成している。内部がふたつに分かれているわけではないので、意匠的な理由からだろう。その理由はなんとなく分かる気もするのだが、もう少し考えたいので保留しておく。
おもしろいのは外部の回廊部分が跳ね出しになっていること。2メートルほど飛び出しているので、軽やかに浮き上がったように見えるのがかっこよい。
拝殿部分には丸い列柱がならんで迫力がある。大仏用の挿しひじきが使われているとあるが、構造形式そのものが大仏様であるわけではない。ただし、重源が社殿造営に関わったとも言われるので、なんらかの構造上の工夫があるのかもしれない。
2026.07.16、岡山県岡山市
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