2026年3月 6日 (金)

本業タイルのかけらを拾った

湿った黒土のなかに点々と散らばっていた。大きいものは銅板転写紙を使った本業タイルだろう。銅板転写紙は明治20年以降だそうなので明治ー大正期のものと思う。茶碗のかけらも明治から大正にかけてのものに見える。

分からないのは、ここに寛永通宝が混じっていることだ。おそらくこの銅銭は鎮めもので、家屋か井戸かカマドの築造時の神事で使われたものだろう。京都市内の表層土が黒いのは火災の跡だ。銅銭は天明大火(1788)後の町家再建時もの、そのほかはどんどん焼け(1864)後の町家のものだろう。

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2026.01.18、京都市

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