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2026年3月

2026年3月31日 (火)

竹林寺庭園(1318)

夢窓国師は北条氏の招きから逃れるために土佐に渡ったとウイッキにある。夢窓国師の作庭としては1314年の永保寺に次ぐ古さだ。竹林寺庭園は客殿の西側と北側、書院の北側の3つに分かれており、客殿まわりだけ拝観できる。

西側はメモにあるとおり池をめぐる作庭で分かりやすい。山中の巨岩から池までの斜面に石を並べて地脈を表している。池には亀石と鶴石があるので、池の向こう側の斜面を蓬莱山と見立てているのだろう。

北側の庭園には池がなく、大岩がふたつ並んでいるだけだった。竹林寺は文殊菩薩をご本尊とする。文殊が二黒の坤だとすれば、ふたつの岩をもって文殊を示すのかもしれない。書院北の庭園を見ていないのでなんとも言えないが、地脈を通じて文殊が現われるという公案なのだろうか。

そういえば永保寺も大岩に地蔵が現われるという作庭だった。夢窓国師の作庭は岩がキーなのかもしれない。

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2026.03.24、高知市

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2026年3月30日 (月)

竹林寺東参道

植物園のなかに遍路路が残っていた。竹林寺は四国八十八ヵ所の31番札所。寺への参道は4本あるという。石積みの擁壁と水路があり、路面は石が敷かれていた。地面には瓦が散らばっており、植物園のあたりに宿坊があったことが分かる。

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2026.03.24、高知市

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2026年3月29日 (日)

竹林寺本坊・庫裏(2019)

 堀部安嗣の作品。入り口まわりだけ見学できる。出し桁で軒を深くしているのが興味深い。斜面に建つ長い建物だが3つに分かれる構成で、それぞれ表情を変えている。裏に見える大屋根は方丈。そこに夢窓国師の庭があって、わたしはそれを見に来た。

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2026.03.24、高知市

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2026年3月28日 (土)

牧野植物園温室のアシュラプレコの幼魚

アマゾン川に生息するという熱帯ナマズ、アシュラプレコのこども。体長20センチくらいはある。成魚すると30センチ以上になり、体側に模様が出るらしい。アシュラという名のとおり凶暴な性格らしいが、おとなしくコケを舐めている。見ていると和む。

https://youtube.com/shorts/ItTVUQ1ddY4?feature=share

2026.03.24、高知市

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2026年3月27日 (金)

牧野富太郎記念館温室(1999)

吹き抜けのエントランスホールが異世界への入り口のようでとてもよい。温室内は川や瀧が流れ、立体遊歩道で空中散歩もできる。サボテンも含め、大王ヤシの巨木のような熱帯植物に圧倒されたが、なによりアシュラプレコのような熱帯ナマズを見られたのがうれしかった。

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2026.03.24、高知市

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2026年3月26日 (木)

牧野富太郎記念館展示館(1999)

展示館も本館と同様の構造である。大屋根を深くかけたのは強風に対する備えだそうだ。雨トイの下にコンクリート製の鉢があり、そこに水生植物が植えてあった。自然と植物と建築とのしあわせな融合がここにある。

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2026.03.24、高知市

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2026年3月25日 (水)

牧野富太郎記念館本館(1999)

内藤廣の1999年の作品。ドーナツ状の建物で1階中庭に円形の穴があって竹が生えている。穴の手すりにはツタ性植物を絡ませるなど、各所に植物とのコラボがあって楽しい。中は船の底のようながらんどうで、湾曲する見通しも楽しかった。

あらゆるところが曲がっているので設計も施工もたいへんだったろうが、建築の楽しさは実現したので苦労したかいがあったというものだろう。屋根に足場を組んでいたが、難しそうな足場を見事に組んでいた。

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2026.03.24、高知市

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2026年3月23日 (月)

大阪証券取引所

外から見れば円形に見えるホールも、中から見あげるとけっこう楕円だ。円形でも難しいのに楕円形の建築をよく作ったものだ。独自の柔らかさがあってとてもよい。建て替えの際にステンドグラスなどの部材は「生け捕り」されてホールを復元した。復元が丁寧でそこも見どころ。

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2026.03.20、大阪市中央区

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2026年3月22日 (日)

桜宮共同艇庫

大阪ボート協会の管理する共同艇庫。まいまい京都の参加者さんに教えていただいたので、さっそく見にいった。なかなかしっかりとした造りの倉庫で姿もよろしい。よく手入れされて昔のまま遺されているのも頼もしい。大川に面しており長さは60メートルはありそうだ。

近代化遺産リストに載っておらず、ボート協会のHPに沿革もない。データを探しあぐねている。ネットによれば元陸軍の厩舎を移築との情報もあり、さらに謎めく。16師団の輜重部隊のものなのだろうか。

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2026.03.13、大阪市都島区

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2026年3月21日 (土)

謎のレンガアーチ

桜ノ宮駅の下を通る通路のなかほどにアーチがあった。これはなに? レンガ造りとコンクリート造りの境い目なので1895年開業の大阪鉄道の遺構ではないかと思うが詳細不詳。なぜここだけアーチなのかも見当がつかない。

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2026.03.13、大阪市都島区

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2026年3月20日 (金)

桜ノ宮駅のホーム上屋がかっこよい

半アーチ型の鉄骨が向かい合うところがかっこよい。線路が湾曲しているので、なおさらダイナミックだ。おそらく壁沿いに木製のベンチがあったのではないか。上部の斜めの壁はポスター掲示用だと思う。

ガセットプレート(鉄骨の継ぎ板)を曲線に仕上げているのは桜宮橋と同じだ。大正3年の京都駅ホーム上屋も同様の曲線なので、そのころからの手法なのだろう。

この上屋はいつのものか知らないが、水道上陸橋と同時期だとすれば昭和7年ころということになろう。隣の天満駅も同形式のものが残っていたのではないか。

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2026.03.13、大阪市都島区

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2026年3月19日 (木)

京阪電鉄乗越橋(1932)

橋脚が斜めに入っている。なんじゃこりゃ、ということで歩き回って眺めまわす。これは斜めに通る水路か道路のための立体交差だな、と思って銘板を見ると京阪電鉄乗越橋とあった。「乗り越え」るのだから下を通るのは京阪電鉄だったわけだ。どゆこと? 

ウイッキによれば京阪とは新京阪(今の阪急)のことで、上新庄駅から桜ノ宮駅へつないで梅田まで通す予定だったそうな。桜ノ宮駅や天満駅の南側空き地は駅予定地だったとある。ここまで準備ができていたのに完成しなくてさぞかし残念だったろうな。残念橋だなこれは。

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2026.03.13、大阪市都島区

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2026年3月18日 (水)

摂南大学住環境デザイン学科卒業研究発表 感想メモ (2026. 03. 18)

全員が締め切りに間に合ったのがすごい。お互い助け合ったのだろう。2020年コロナ禍のときに高校2年だった学年である。コロナ禍以後の世代はグループでの協働作業に強いように思う。そのベースに友情があるのならそれは一生ものだ。社会に出た後にこそ、その友情はあなたを励ますだろう。それがもっとも大きな学生時代の成果だと思う。卒業おめでとう。

(全体として)

卒業設計の中身は敷地とテーマとイメージでできている。それぞれは関連があっても無くてもよい。その3要素のどこで勝負するかを最初から決めておくべきだと思う。その上でふたつの方向性がある。勝負したい要素に求心的に迫るか、遠心的に広げるかだ。これは作者の個性による。どちらでもよいが、やはり事前に決めておくべきだろう。

プレゼンは卒業設計の中身と直接には関係がない。中身にかかわらずプレゼンの良し悪しが評価に直結する風潮がある。わたしはその風潮に抗して、できるだけ中身の評価にこだわってきた。だからといってプレゼンが大切であることに変わりはない。はっきり言って今回の卒計はプレゼンが上手くない。それは自分の作品を理解していないことの結果ではないかとおそれる。自分がなにをしたいのかは、敷地とテーマとイメージで語ることができる。このことも事前に考えておくべきだ。

ちなみに建築表現は、図面と模型とドローイングの3種類しかない。とりあえず自分の得意な表現手段を最低でもひとつは確保しておくべきだ。

(個別に)

< 白鳥ゼミ 地域共生デザイン研究室 >

・無電化地域の人々に向けた簡易版「重力発電機」の改良開発デザイン【田所賞】
柱時計のように錘が下がる力を利用した発電装置がすでにあるらしい。ただし故障したときに現地にある資材や技術では修理できないという欠陥があった。そこで修理材料を現地で調達し、特殊な工具がなくとも修理できる装置を考案した。現地の人と資材とでいつまでも修理して使い続けられる装置を実証的に研究した。メンテナンスまで現地でまかなえてこそ、人の役に立つ真の技術として確立することを教えてくれた作品である。

・音による波紋が作る空間 ~音の可視化を通じたインクルーシブな体験施設~
波紋のような固有振動を可視化するクラドニ図形を応用した音響公園を計画した。聴覚障碍者も音を楽しむことができる。ライブステージのまわりに楽器の音が視える装置や水辺の波音を楽しめる装置を配置した。音を視るという発想がおもしろい。

・耕作放棄地の再生を通じた固定種の「種」の保全と地域通貨の融合【円満字賞】
現代農業では一代限りで枯死するF1種が蔓延し地域の固有種が絶滅の危機にあるという。耕作放棄地を利用して地域固有種の保存をはかる。そのための新しい農業団体を起こす。一般からの参入者には営農実績に応じて地域通貨が支給される。団体運営は参入者の投票によって決定するが、投票権は保有地域通貨量に応じて分配される仕組みがおもしろい。耕作放棄地-固有種保全-地域通貨という連立方程式を解くような構想力を評価したい。

・カウンターカルチャー精神に基づくユートピア空間デザインのアンビルドドローイングによる提案
ウズベキスタンでドゥタールという伝統楽器を使った地域共生ワークショップの体験をベースとした提案。異文化との出会いが共生社会への足掛かりになるというもの。SNS依存症や動物殺処分問題など現代社会の暗い現実のなかに、共生社会を予感させるユートピアのヴィジョンを描こうとする気概を評価したい。

・溶存酸素濃度向上を目指したパッシブプロダクトのデザイン開発研究【円満字賞】
溶存酸素の量が水中の環境を左右するという。いかにして溶存酸素を確保するのかを実証的に研究した。滝のように水を落下させると溶存酸素は増えるが、落下距離は30センチより10~20センチのほうが効率がよいことを実験で確かめている。さらに風力により自動回転する浮遊水中撹拌装置を考案した。アメンボから着想を得たというのがおもしろい。

・廃棄木材再利用と木文化活性化に向けた木工旋盤加工のプロダクトデザイン研究【山根賞】
廃棄木材を昔ながらの技術である木工旋盤を使って再生する計画。クヌギ、ケヤキ、クルミ、サクラ、ツツジなど木の手触りの違いを活かした人形を制作した。木のもつ手触りや質感を在来の旋盤技術で引き出そうとする着眼点を評価したい。

・天然杉皮材を用いた屋根葺き構法における防水性能の基礎的研究
杉皮を葺いた屋根の防水性能の実証的研究。模擬雨滴による防水実験を行い、杉皮の重ね幅、乾燥状態の違いごとに防水性能を評価した。伝統的な素材の基礎的研究として評価したい。

・見せかけだけの自然から生態系循環へのリ・デザイン提案 ~既存マンションの緑地空間内水路を例として~【円満字賞】
マンション内の緑地を住民みずからがビオトープに変えるプロジェクトの提案。水中バクテリアの生息基盤として水底の土壌を整備し、まわりには広葉樹を植える。これまでのように落ち葉をすべて片づけず、生物循環のために適度に残す。メダカ、石巻貝、水草、ミナミヌマエビを育ててビオトープ化する。水流のよどむ場所は水生生物の生息環境となるという。観察と実験によって確かめられた記述は、さながら現代の作庭記のようだ。循環型緑化をコミュニティ育成のテーマとしたことも新しい発想だ。

< 稲地ゼミ 建築・環境デザイン研究室 >

・まざりあう種 ~多様な個性が芽吹く義務教育学校の計画~【久富賞】
小中学校一貫教育を行う義務教育学校の計画。人工地盤上に単位スペースを展開させ、吹き抜けやスキップフロア、クロス階段を絡ませることで豊かな共用スペースを実現している。共用部分には学年ワークスペースやメディアスペースを配置し、学年を超えた交流の場を提供する。また被災時の一時避難場所としても計画されており、その場合も学校教育は持続できるよう工夫している。複雑な形態操作を行う設計力のある作品。

・水没を受容する中規模攪乱的建築 ~桟橋による90年をかけた都市居住の新しいかたち~【円満字賞】
地球温暖化による海面上昇によって水没した大阪西長堀をモデルとした。ビルの低層部分が水没し、道路は水路として使用されている。各ビルが桟橋で連結され、活気ある水上都市の様相を呈する。徐々に水没するにつれて桟橋が成長する過程を、森林の極相林へ至る成長になぞらえるのがおもしろい。水没するという終末的なイメージがにぎわいのある水上都市のイメージに上書きされる。独創的な世界観を提供する魅力的な作品。

・新大阪駅からの避難者が近隣の避難所へ与える影響に関する研究 ~魅力的な帯と文化交流地点~【円満字賞】
駅前の駐車場にサンクンガーデンを設けて、日常動線を地下に集約する。緑地化されたガーデンは憩いの場であるとともに図書館・ホール・イベントスペースなどの新たな文化交流拠点ともなる。さらにガーデンは被災時の一時避難場所の拠点にもなるという一石三鳥の優れた計画。坂倉順三の新宿駅前計画を彷彿とさせる高度成長期的ロマンも感じさせる都市計画でもある。

・生きられた坂本【カンノ賞】【森下賞】【アソウ賞】
滋賀県坂本の比叡山ケーブル駅の東側が敷地、坂本の古い町並みと対面する位置にある。日吉山王祭の伝承をテーマとした施設は図書館、博物館、ホール、茶畑を併設する複合的文化施設だ。アフリカのトンブクツーのイスラムモスクを思わせる特異なかたちがおもしろい。表現力のある造形と、その造形のおもしろさを十二分に伝える模型を中心としたプレゼン力が評価され各賞を総なめした。これからもその卓越したイメージ力を大切に育ててほしい。

・都市という巨大な住宅【中村賞】
大阪難波を敷地としたアーチストレジデンス。難波はいまでも大阪の演芸・芸能の拠点のひとつで、レジデンスに集まるアーチストもそうした演芸人を想定している。規模は20名程度。共用スペースに小ステージがあり、下町らしいはみだし行為のある生活感あふれる設計がおもしろい。

・白い街の港
大阪の水上バスの起点となる環状線桜ノ宮駅前の河畔を敷地とする。丘陵地帯に白いキューブを点在させる計画。私空間-対話空間-集まり-公共美術館と対人距離の違いがキューブの大きさに反映している。エドワード・T・ホールの「隠れた次元」を形態化した作品とみることもできよう。この敷地は鬼退治で有名な渡辺綱ゆかりの土地で伝説と伝承の積層した境界性の高い不思議スポットである。丘上に点在する白いキューブの群れが、その土地柄とよく響き合っている。

・自然を他者として認識する装置としての建築【円満字賞】
農業体験施設。自然と向き合うことを目的としている。農地のまわりに保管庫、土作り場、草焼き場の3つの施設があり、それぞれが居住区を兼ねる。水槽の載るタワーがあり土中に水を浸透させる装置として機能する。農業による水と土の循環を形態化させた造形が楽しい。

・余白の輪郭 ‐街の記憶と人の体験を媒介し拡散する建築‐【カンノ賞】
大阪市内の北区野崎町の公園を敷地として町づくり拠点を計画した。建築当初は中規模の複合施設なのだが、10年単位で縮小していく。拠点を通して醸成された人間関係をもとにした小規模な起業主体が拠点から巣立ち区内各所に散らばっていく。拠点は縮小していくとともに区内のまちづくりネットワークができあがっていく仕組みがおもしろい。縮小を前提とした計画なので足場を使った仮設的な建築となっている。意匠的なおもしろさもさりながら、まちづくりマネジメントをかたちとして提示した構想力を評価したい。

・洗う風景のまざり合い ~洗剤的空間と顕在的交流が重なる駅前商店街再開発~【円満字賞】
コインランドリーを中心としたコミュニティ施設の計画。ペットの洗い場、皿洗い場、洗車場などさまざまな洗い場を複合させるのがおもしろい。そういえばこれまでも銭湯をコミュニティの核とする卒計は折につけ見てきた。それ以外の「洗う」行為もコミュニティ育成を底支えするものだということがよく分かる。洗い場を洗剤的と定義し、顕在的交流の場として図書館、カフェ、託児所、店舗、シアタールーム、デイサービス、学生寮など、まるごとひとつの町を作っている。それら小規模施設を細街路でつなぎ、全体を大屋根で覆う設計がうまい。吹田駅前の戦災復興市街地を敷地に選んだセンスもよい。

< 久富ゼミ 建築意匠・設計研究室 >

・霧中の都市 ‐ラブホテルが集積する街の新たな日常‐
ラブホテル街の小規模再開発計画。複数のラブホテル跡地を使って地域交流のための施設を計画した。開放的なスケルトンに制作スペース、ミニシアター、美容院などさまざまな用途の施設を複合させている。町の裏通りであったラブホ街を表通りに逆転させる発想がおもしろい。

・記憶を継承する ‐新金岡団地の歴史と図書館の複合‐
団地跡地に地域史を学ぶための図書館と埋蔵文化財センターの複合施設を計画した。団地の基本グリットである5mグリッドを採用し、また団地部材を随所に再利用して団地の記憶の継承をねらった。団地自体は解体されながらも、まったく無になるのではなく、なんらかの形で記憶として残っていくという考え方に賛成する。設計力を感じさせる作品である。

・晩年を彩る終の住街 ‐介護と自立の間をつなぐ新たな福祉のかたち‐【山田賞】
商店街を立体的に改造して高齢者施設をはめこんだ。周辺の住宅地域と飲食、商業、交流、高齢者施設を備えた商店街とが再び結びつくように商店街に5つの拠点を設定した。また拠点それぞれのガーデニング、ペット、フリースペース、読書、コインランドリーなどの用途がお互いに補完し合って住宅地域と商店街との新たな結合を援けている。庇、屋上庭園、空中回廊、小上がりなど細部のエレメントが上手に組み合わさって切れのよい設計に仕上がっている。商店街をテーマとした卒計は多いが、後背地である住宅地域まで見通した作品は初めてだ。視野の広さを評価したい。

・潮から学ぶ未来
北九州市小倉の曽根干潟を敷地とする。防潮堤の内側に干潟をビオトープとして再現し、干潟観察施設を設け、環境保全の拠点とする。博物館、図書館、カフェ、野鳥観察施設などを複合させて環の庭でつなぐ設計。施設の一部を防潮堤外へ延長し、干潟そのものへアクセスできる。干潟の観察施設を保全活動の拠点と位置付ける確かな構想力がある。

・生業と共に住む
旧街道沿いの敷地に職住一体型の集合住宅の計画。3階建てで2-3階のメゾネット形式。1階は地域のための通り抜けとし、2、3階に回遊テラスをめぐらせて分散された建物をひとつの立体路地にまとめている。アトリエ、コーヒーショップ、ワークショップスペース、花屋、雑貨、スイーツなど小規模起業のためのスペースとして用意されているのがおもしろい。

< 川上ゼミ インテリア・建築デザイン史研究室 >

・魚道がつなぐ人と水辺 早崎内湖における水辺の生物の観察施設と親水公園の提案【中村(文)賞】
琵琶湖の早崎内湖の一部に在来種生物のための楽園を設ける計画。ブラックバスなどの外来種が段々になった水流を遡上できない性質を利用して、外来種の侵入不可能領域を確保するアイデアが見事である。水域内にはヨシを群生させ、いくつかの島を設けて古来の琵琶湖環境を再現する。島は水生昆虫や魚類、鳥類などの観察施設やヨシを加工する伝統産業のワークショップスペースを設けるなど構想の展開もよい。調査力、構想力、設計力とバランスのとれた作品である。

・紡ぐ建築 -地形と共生していくための建築の在り方-【円満字賞】
尾道の斜面市街地にイタリアの歴史地区の再生事例を参照して点在型ホテルを計画した。すべてが既存建物のリノベで構成した設計力を評価したい。宿泊施設だけではなく映画資料館、文学資料館など尾道の地域特性を活かしたタウンツーリズムを基調とした点もよくできている。尾道帆布など地元産の素材を取り入れるきめ細かいデザインも見どころである。

・3.6㎞の居場所 -大東市における堤防の日常的活用法について-【円満字賞】
洪水防止用の排水用河川の高いコンクリート製堤防壁をまちの風景として取り込むデザイン試案。スロープ通路を堤防の内外に展開させる遊歩道やストリートダンスのための鏡スペース、映画用スクリーン、壁面農園などアイデアがつきない。自由な発想力としてはこのクラス一番であろう。壁に面した居酒屋を観察し、深夜になると壁と店舗間の道路敷が外呑みスペースとして次第にはみ出していくようすから、壁を越えてさらに河川側へとはみ出していくスロープ広場を着想したところもおもしろい。発想の根に町を見る確かな観察眼を感じる。よい設計者になると思う。

・天気のうつろいを心に宿す【円満字賞】
新大阪駅前の駐車場を敷地として四季を感じる広場を計画した。中央に広場を設け季節ごとの優勢な風向きにあわせた風の道を設定し、全体を柔らかい膜のような屋根で覆った。枕草子をモデルにしたという。なにより造形的なおもしろさがある。着想の自由さと造形の柔らかさが相まって楽しい建築を実現している。新大阪駅前の駐車場はただ広いだけだが、その空の大きさを利用し、周囲のこまごまとした街並みと柔らかい造形とを対比させた。土地を読み解きそこからイメージを引き出してくる創意あふれる作品である。

・星に願いを -直方の地で紡ぐ、没入型空間の創出-【円満字賞】
落下隕石を御神体とする福岡県の須賀神社あたりの幻想的建築。地表を覆う布のような柔らかい造形は月面地図を裏返してクレーター部分をくりぬいたものだそうだ。地域全体は半透明の膜に覆われ、その内側に小規模な膜のあるダブルスキン構造となって各領域を際立たせている。祭祀場や巡行路を中心に絵馬堂、思索空間、想いの郵便局など、既存マップを踏襲しながら新しい世界を再構成している。現実と地続きの未知のダンジョンへ転生したような不思議な物語の創出に成功している。このクラスでもっとも構想力のある作品である。

・川をわたる風の住処【円満字賞】
河口の水門上に居住スペースを積層させた計画。川風で町を冷やす考えに基づく。かつてのロンドン橋のような橋上都市を彷彿とさせる。日本でも荷の積み下ろしのための屋根付き橋が四国に残っている。橋上には交通の要衝として、また水上陸上交通の結節点としてにぎわいを生み出す潜在的な力があるのだろう。現代では忘れられた水辺の魅力をうまく引き出した作品である。確かな設計力を感じる作品である。

・五感で感じる日常の小さな変化 -都市の通過点における空間提案-
環状線と京阪線の乗り換え地点の広場設計。空中歩廊によって構成された立体的な路地となっている。床の起伏、段差、壁などのエレメントを配置して、立ち止まる、もたれる、見上げるなどの日常から一瞬離脱する行為を建築化しているのがおもしろい。

・見せない建築、見せる自然 ~人間と生物の狭間建築~
けいはんな学研都市の新興住宅地をモデルとして、山地と住宅地のあいだに里山的な緩衝地帯を設ける計画。生物優先エリア(山地)― 人間生物共存エリア ー 人間優先エリア(住宅地)と3分類した。共存エリアは野生動物と人間とのバッファゾーンであるとともに生態系観察研究施設ともなり、人と自然とをつなぐ貴重な橋渡しの場として考えられている。

・空地に広がる高架鉄道 ―空き地を再生し、生命活動を呼び起こす建築―
関西本線に並走して計画されている都市計画道路予定地である空き地を使ったコミュニティ施設。現状では地域を分断している空き地を地域アイデンティティ再生のための施設とする。すでに周辺地域では地域緑化を目的として花づくりのネットワークがあるという。発芽のための一次育成から二次、最終育成へと、家庭から花づくりラボ、地域緑化へとつなげる活動拠点を立体遊歩道沿いに展開させた。空中歩廊と施設との組み合わせがスタイリッシュでかっこよい。基本的な設計力を感じる作品である。

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水道上陸橋の変遷を推定した

ウイッキの桜ノ宮駅の項目を見ながら推理してみた。推理といいながら、はっきり言って当てずっぽうである。さて、レンガ橋脚は2か所に分かれており鉄橋高さは5段階ある。とくにアーチ橋に隣接する部分は3段階もある。なぜこうなったのか、おもしろ過ぎる。

3段階の最初のかさ上げは1915年の城東線複線化の時だと思うが、それならなぜ上りと下りで高さが微妙に違うか。すでに推理は破綻しているのかもしれない。

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2026年3月17日 (火)

桜ノ宮駅あたりの斜めアーチ橋

なかなか見事な斜めっぷりである。斜めだと半円アーチの入り口が放物線になるのでダイナミックに見えるのだ。神戸の王子拱橋(昭和11年)に匹敵する。

銘板に大正3年とあるが本当だろうか? 橋名は「水道上陸橋」とある。大正3年は柴島浄水場が整備された年だ。この道の下に水道幹線が通っているのではないか。このあたりの高架部分は昭和7年にやりかえているようだから、アーチ橋そのものはそのころのものだろう。

南側に大阪鉄道や関西鉄道時代の遺構が残っているのも興味深い。どの部分がいつの時代のものなのかは次回に。

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2026.03.13、大阪市都島区

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2026年3月16日 (月)

京都タワービルの驚きのオレンジ階段

行くとどうしても撮りたくなる。このオレンジ色のプラスチック板は竣工時のままなのだろうか。ホイップクリームにカリフォルニアオレンジを載せたような甘酸っぱ味がある。まっすぐなところがひとつもなく、現場合わせでここまでできるのかと驚きしかない。

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2026.03.07、京都市下京区

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2026年3月15日 (日)

安藤忠雄の桜宮橋から武田五一を見る

車線増設に伴って架けられた安藤忠雄設計の新しい橋は、武田の桜宮橋がよく見えるように工夫されている。道路を吊る鉄骨をワイヤーにして透明度を高めた。おかげでトップヒンジもよく見えるようになったわけだ。安藤先生、ありがとう!

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2026.03.13、大阪市都島区-北区

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2026年3月14日 (土)

桜宮橋のトップヒンジはこれだ

地盤沈下に備えてアーチ頂部にヒンジ(蝶つがい)を入れた。左右両岸の沈下量の違いによって橋が斜めになれば橋の長さが伸びる。固定アーチだと横に引き伸ばされて壊れてしまう。その点、このようにヒンジを入れておけばアーチが扁平に変化して壊れない。なんと頭のよい構造か。

武田五一らの都市橋梁設計チームは構造むきだしの美を追求して各所を丸く仕上げた。おかげで柔らかくしなやかな橋梁美が実現し、いまも区民に愛されている。さすが武田である。

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2026.03.13、大阪市都島区-北区

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2026年3月13日 (金)

(5)天沼俊一の見方

「建築と社会」1933年3月号に天沼による傍花閣の解説があった。それによると1階の台は仁王様を置く台で、陶磁器製の仁王像を寺が見せてくれたそうだ。

天沼はこの場所に置くにしては小さすぎると疑念を抱くが、小さいので仁王門みたいにならなくてちょうどよいとほめている。仁王は置いたかもしれないが、それは傍花閣のできた後のことではないか。そもそも浄土真宗に仁王像は不要ではないか。

驚いたのは2階天井の扇だるきの中心に羅盤(らばん)があることだ。羅盤とは方位磁石のことで、風水の基本アイテムとして修験道などで使われる。天沼は「すこぶる美観」とほめるが、この異様さに付いていないのだろうか。なぜ、浄土真宗の庭園に羅盤が必要なのか。渉成園の建物は秀吉の伏見城遺構と言われているので、伏見時代からこうだったのかもしれない。というか、そうとしか考えられない。

さらに、左右の階段に敦盛熊谷の絵がかかっているそうだ。なぜ、阿弥陀堂の門に敦盛熊谷の絵を掛けねばならぬのか。天沼はその理由を追及していない。とくに気にしないのだろうか。

敦盛熊谷とは平家物語の一の谷の合戦で、追い詰めた平家の貴公子・平敦盛を熊谷直実が泣いて切る場面だ。熊谷はこれを悔いて法然上人の弟子となる。のちに浄土真宗を開いた親鸞聖人とは同時期の弟子だった。だからといって、阿弥陀堂の門に熊谷敦盛の絵をかける理由にはならない。

わたしの花台説では、羅盤と敦盛熊谷を説明できない。なんとなく次案も出かかっているのだが、とりあえず保留ということで。

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「建築と社会」第16輯第3号(1933年3月1日)P.30/文章写真とも天沼俊一氏

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2026年3月12日 (木)

(5)不思議なかたちの手すりが示すこと

このスパナのような形の手摺子はなにを表しているのだろう。上下が半円形になっている。上の半円は下のものより少し小さい。

まったく私の思い付きなのだが、これは供花用の華瓶(けびょう)ではないか。球形の上に首があり、先はラッパのように開いている花瓶(かびん)である。

手摺子が華瓶であるのは、2階座敷が花を活ける場所であることを示すのだろう。そして1階に樽型の張り出しがあるのも、この手摺子のように丸い張り出しを作って傍花閣そのものを華瓶に見立てたからではないか。これがいまのところのわたしの推理である。

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2026.03.07、京都市下京区、渉成園

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2026年3月11日 (水)

(4)傍花閣の樽型張り出し2

 もうひとつの特徴は、1階の門の部分の左右に張り出しがあることだ。しかも張り出しの屋根は樽のように湾曲している。日本建築で丸屋根は珍しかろう。これが何のために設けられたのか説明がない。

樽型張り出しの東側には台がある。園林堂側である西側はベンチのようになっている。これはいったい何をするところなのか。

おそらく台は花器をおく場所だろう。周囲を花模様の彫刻が取り囲んでいるのはそのためだ。ベンチは花を活けるための準備スペースではなかろうか。門の左右に花を供えることで、これは阿弥陀物への供花となるのだ。

では、なぜに樽型をしているのか。これは2階勾欄の不思議な手摺子がヒントとなる。

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2026.03.07、京都市下京区、渉成園

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2026年3月10日 (火)

(3)傍花閣の樽型張り出し

傍花閣は2階建ての小楼閣である。2階は四畳半の座敷になっているそうだ。勾欄のある縁側を四周にめぐらせて、いかにも庭園を眺める望楼のように見える。1階は門となっていて、それをくぐると園内の阿弥陀堂である園林堂に至る。

パンフにも傍花閣は園林堂の門であるとし、周囲に桜が植えられているので傍花閣の名があると説明する。そうだろうか。それなら、なぜこのような形になっているのか。

傍花閣の特徴はまず左右に屋根付き階段のあること。左右にあるのは三門形式をなぞっているのかもしれない。東本願寺の御影堂門も左右の外部に屋根付き階段がある。ただし、もし傍花閣が三門形式なのであれば、2階に仏像を祀らねばならない。それはない。2階は畳座があるばかりという。謎めいている。(長くなったので続きは次回)

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2026.03.07、京都市下京区、渉成園

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2026年3月 9日 (月)

(2) 傍花閣の植物模様たち

傍花閣は植物模様にあふれている。扉の左右2か所、樽型の張り出しの丸窓の下に4か所、そして樽型の側面の2か所だ。計8か所である。8は木気の数だから花を供える楼閣を飾る植物の数としてふさわしい。

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2026.03.07、京都市下京区、渉成園

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2026年3月 8日 (日)

(1) 傍花閣(ぼうかかく)をスケッチした

不思議な建物だ。類例がない。なぜこんな形をしているのだろうか? 結論からいえば花を供えるための楼閣なのだろう。謎解きは次回に。 

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2026.03.07/ワトソン紙はがきサイズ、コミック0.3、固形透明水彩/京都市下京区

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2026年3月 7日 (土)

九州でクド造りを初めて見た

話には聞いていたが不思議な間取りだ。なぜこのような形なのか、その理由も分かっていない。中がどうなっているのかぜひ拝見したい。

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2026.02.27、佐賀県嬉野市塩田町

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2026年3月 6日 (金)

本業タイルのかけらを拾った

湿った黒土のなかに点々と散らばっていた。大きいものは銅板転写紙を使った本業タイルだろう。銅板転写紙は明治20年以降だそうなので明治ー大正期のものと思う。茶碗のかけらも明治から大正にかけてのものに見える。

分からないのは、ここに寛永通宝が混じっていることだ。おそらくこの銅銭は鎮めもので、家屋か井戸かカマドの築造時の神事で使われたものだろう。京都市内の表層土が黒いのは火災の跡だ。銅銭は天明大火(1788)後の町家再建時もの、そのほかはどんどん焼け(1864)後の町家のものだろう。

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2026.01.18、京都市

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2026年3月 5日 (木)

関西テレビ本社(扇町キッズパーク、1997)

ここにも鏡の国がある。吹き抜けは円の1/4なのだが、それがガラスの内壁に写って半円に見える。しかも一番上は完全な円に見える。円錐型の塔が幻のように浮かび上がる。おもしろい。

「大阪ビル景」によれば安い建築設計事務所設計、竹中・大林・住友・鴻池共同企業体施工。

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2025.07.18、大阪市北区

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2026年3月 4日 (水)

旧赤穂塩務局網干出張所庁舎と倉庫

まいまいで網干に行き始めて1年、これがあることに初めて気づいた。なかなかかっこよい。保存状態も極めてよい。「兵庫の近代化遺産一覧」には竣工年、設計施工とも不詳とある。塩倉庫が残っているのもすごい。倉庫も端正でよい建築である。

同一覧に赤穂本局は明治41年6月竣工とある。窓仕様や屋根窓が本局と同じだから、ほぼ同時と考えてよいのではないか。赤穂が妻木頼黄の設計と言われているのだから、これも妻木かもしれない。

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2026.02.28、兵庫県姫路市網干

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2026年3月 3日 (火)

姫路の動物瓦

先日姫路を歩いて見つけた。楽し気な動物瓦である。ユニークな作風が近江八幡瓦と似ている。姫路あたりはこういうものが多いのだろうか。おもしろ過ぎる。今後は注意深く見ていきたい。

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2026.02.28、兵庫県姫路市、法性寺

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2026年3月 2日 (月)

山陽亀山駅で溝付きレールを見つけた



車窓から一瞬見えた気がしたので帰りに下車して確かめた。山電はホーム上屋や線路柵などにレールの古材を転用する事例が多くて楽しいが、溝付きレールは珍しかろう。形がおもしろいので隅々まで見てしまった。あやしい人である。

溝付きレールで土台と支柱を作り、そのほかはL型アングル鋼で仕上げている。支柱に穴に鉄筋を通すやりかたも珍しいが、この周辺の線路柵はすべてこのやり方だった。

部材どうしはボルト締めだが、ところどころリベットが残っている。最初はすべてリベットだったものを後でボルトに入れ替えたわけだ。リベット留めということなら、この柵は戦前のものの可能性が高い。探せばもっとあるのかな。

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2026.03.01、兵庫県姫路市

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2026年3月 1日 (日)

大阪産業創造館(2000)

 玄関ホールの吹き抜けを見上げたところ。鏡面仕上げの白大理石にトップライトや窓が映り込んで鏡の国になっていておもしろい。照明器具を吊り下げたリングもよい味を出している。「大阪ビル景」によれば大阪市住宅局+東畑建築事務所設計、清水建設施工。

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2026.02.10、大阪市中央区

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