大手橋のモダニズム(1916)
メラン式かと思ったが、単なるアーチ構造らしい。ほんとかな。アーチ上に並ぶ路盤を支える壁柱がそのまま伸びて手摺り支柱になるところがかっこよい。美しいモダニズム橋梁である。
清水建設のHPに竣工時の写真が載っている。金属製部分は失っているが、構造体はほぼそのままだ。橋灯や手すりは当初とかたちが違うようだが、よくできていると思う。
清水建設HP https://www.shimz.co.jp/works/jp_trans_192606_otebashi.html
メラン式とは鉄骨アーチを鉄筋コンクリートで巻く工法だ。鉄筋コンクリートは鉄骨の保護と同時に補強にもなっているのだろう。しかも、コンクリート型枠を鉄骨から吊り下げることができるので大掛かりな足場を必要としないという優れものだ。日本へは琵琶湖疏水で実験的に導入され、以後全国に普及した。

2026.01.31、大阪市中央区、東横堀
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