内閣文庫(1911)テトラ型照明
こんなの見たことがない。三角錐の頂点に吹きガラスシェードの愛らしいランプが付いている。軽やかで端正でかっこよい。天井のひし形飾りと合わないようで実はそうでもないところもよろしい。
本当に最初からこれが付いていたのだろうかという疑問は残る。ガラスシェードは明治時代らしいが、純粋なテトラ型は昭和モダンな感じがする。
3つのシェードから天井の吊元へ伸びるのは蝋引き電線そのものに見える。3本吊り下げたところへ鉄棒で作った三角形の枠をはめているのではなかろうか。もしそうであれば構造そのものがデザインになっている。とてもおもしろい。
これが竣工当時のものだとして、このアイデアは大熊の独創だろうか。大熊の上司かつ恩師である武田の仕業に見える。武田ならやりかねない。
2025.11.23、まいまい明治村にて
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