新京極のパテー館(1911)
以前ご紹介したところ、辻野さんから映画館の跡と教えていただいた。調べたところパテー館(朝日座、弥生座)らしい。レンガ壁は防火壁だと思う。延長が短いのは映写室だけを囲っているからかもしれない。
レンガ壁に隣接して、もうひとつのレンガ壁がある。その上に大正期と思われる木造壁が残っている。細かい横板は木摺りといい、プラスター下地によく使われる。これがパテー館の本体なのだろうか。
大正期の新京極を調べるために絵ハガキを集めている。ここに挙げた2枚は新京極通りに立って北を望んだ写真だ。突き当りが今の六角広場で夷谷(えびす)座が南面しているのが写っている。
1枚目の右側は映画館「キネマ倶楽部」で、その隣の洋館がパテー館だ。2枚目の右側がパテー館。入り口の上に看板絵が並んでいる。
いずれも大正時代の写真と思われる。この写真と同時代のレンガ壁がそのまま残っているのが不思議だ。

2026.01.18、京都市中京区
| 固定リンク







コメント