2025年10月 3日 (金)

〈 越前を行く-14 〉中村家住宅(1887)

日本海に面した河野(こうの)に廻船問屋・中村家住宅を見た。母屋は明治20年、望楼を備えた新座敷(未公開)は大正2年。母屋は豪壮な枠の内づくりだった。ただし直行する飛び梁がない。天井部分の床組みもない。枠の内づくりとしては変則的である。なにか事情があったのだろうか。

中村家は瀬戸内の河野水軍の末裔だそうだ。北前船航路を開くために移住したのかと思ったらそうではなく、南北朝時代に南朝方につき、その後ここへ移ったそうだ。戦乱を逃れてきたのだろうか。

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2025.07.07、福井県南越前町

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