綿業会館新館の裏足タイル
本館とは別の顔をしているが、タイルが同じなので連続性がある。よく見たところ全く同じタイルだった。タイルの太田さんが、タイル表面を見てこれは裏足だとおっしゃっていたが、確かにそう見える。
タイルの裏足とはタイルの食いつきをよくするための裏側の突起のことだ。裏足は2枚合わせで焼きあがったものを割ってつくると聞いたことがある。それは湿式タイルの時代の作り方だ。綿業会館のタイルもそうやって作って裏返して使っているらしい。
ヨコ縞とタテ縞があるので、最初から裏足を見せることを前提に焼いたものと思われる。渡辺事務所で綿業会館本館を担当した村野藤吾は関大校舎で同じことをしている。
「大阪の建築ガイドブック」(1972)によれば、新館は1962年竣工、設計は渡辺建築事務所、施工は清水組。本館(1931)と同じ設計施工チームである。

2025.09.08、大阪市中央区













































































最近のコメント