写真を見直していて気づいた。屋根の中心(一番高いところ)とバルコニー出入口のドアの中心とがずれている。ドアが少し右側に寄っているのがお分かりだろうか。今までまったく気づかなかった。
わたしなら、設計するときにそこは合わすだろう。でも少しぐらいずれてもほとんど気にならないのだ。これは武田の設計がうまいからだろう。
武田は設計の際に外観よりも室内の使いやすさや快適さ優先する。なにごとも合理性を大切にする建築家なのだ。そのうえで外観を調えていく手腕が見事である。だから、こうやって中心をずらした合理的な理由が室内側にあるに違いない。今度行ったら理由を探してみよう

2024.12.02、京都市東山区
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