2024年8月 9日 (金)

徳川美術館の夢(3)初めて見る大理石の象嵌技法

まあ驚いた。このような技法があるとは知らなかった。色タイルを黒い大理石にはめ込んで絵を描いている。芦原に青いリンドウが咲いている。右側に立つのはアオサギか。左側はカモだろう。空を行くのは首が曲がっているのでウだと思う。水辺の風物を軽やかに描いたよい絵柄である。

ちなみに笹竜胆は武家の棟梁源氏の家紋だそうだ。源氏の流れをくむ徳川家の美術館の玄関を飾るにふさわしい。

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2024.07.27、名古屋市 

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