庭の塀と蔵の壁とがつながっている。左右で微妙に色が変わっているのでよく見れば種類が違った。違う種類のタイルを上手につないだものだと感心した。
右は蔵の壁面に張られたタイルで、釉薬掛けの二丁掛タイルだ。二丁掛とはレンガの長手の面と同じ大きさだ。左は塀のタイルで釉薬掛けの小口布目タイルだ。小口はレンガの短手のメント同じ大きさで二丁掛タイルの半分の大きさとなる。布目タイルも良い味を出しているが、二丁掛タイルの表情もなかなか深みがあってよろしい。

2024.02.12/2023.12.10、京都市東山区
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