諏訪立川流研究(1)
いまは国宝となっているが、よく残ったと思う。関係者の努力に敬意を表したい。耐震工事中でなかの見学はできなかった。閉じられた正面扉に張り付くっようにしてスケッチした。もっと近くで見たかった。
全体に思っていたより統制のとれたデザインだった。もう少し部分の主張が激しかろうと思っていたのだが、全体プロポーションが厳格で、部分は全体を乱さないよう細心の配慮がほどこされていた。
近年、とりつけられた木彫が諏訪立川流の作品だと判明したとある。玄関上下の木彫がそれだろう。そのあたりだけ装飾が過剰なのは、立川流が意地を見せたように見える。そこがおもしろい。
2023.08.31/ヴァフアール水彩紙粗目F4、グラフィックペン0.5、固形透明水彩 /長野県松本市
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