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伝道院の和風ディテール(7)折衷主義
和風ディテールを赤色で示したのが下図だ。緑色はインドサラセン様式を示す。無色部分は洋風である。こうしてみると洋風の骨格にインド式のシルエットを与え、細部を和風で飾ったといえよう。折衷主義というよりはゴシックリバイバルの手法に近いように思う。
伊東は伝道院の竣工する1912年の3年前に「建築進化論」を著しているが、これはその習作というのは違和感がある。デザイン手法が和風建築の進化というより各様式の混合だからだ。当時、本願寺はアジアへ教線を伸ばそうと考えていた。大谷探検隊は中国奥地まで行ったのはそのためだった。アジアにふさわしい新しい世界宗教・本願寺の様式として伝道院は構想されたように思う。
2023.02.11、伝道院の各様式の分布図
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