2022年12月30日 (金)

富士ラビットのディテール

授業で使うために富士ラビットをじっくり眺めてみた。いくつか分かったことがあるのでメモしておく。

正面の高窓のトップに日光社の社章があることはよく知られているが、両脇の装飾についてはあまり紹介されたことがない。わたしもこれまで注意したことがなかった。写真を拡大して初めて分かった。これはずきんを被った修道女がひざまづいて両手を合わせる図であろう。いかにも世紀末のフォーゲラーの絵にありそうな図柄だ。

同時にわたしは岩本禄の西陣電話局(1921)を飾る裸婦像を思い出した。富士ラビットは西陣電話局と並ぶ京都の表現主義建築と位置付けられるべき建築なのではないか。

Img_46152Img_46172
Img_4606
2022.12.27、京都市七条通り、富士ラビット

|

建築研究」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。