2022年12月 2日 (金)

協繊京都営業所

外壁のトップが中央で高くなっていて、左右にセセッション風の飾りがついている。窓はアルミサッシュに入れ替えられて一回り小さくなっている。外壁の下部が立体的な幾何学模様なのがかっこいい。玄関ドアが元のままでガラス窓の上部が曲線なのがきれいだ。

協繊は西陣織のネクタイメーカー。HPの沿革によればこの場所へ移ったのは戦後らしい。ということは何かの建物を購入したということだろう。見た感じでは金融か保険関係に見える。前身が何なのかは戦前の地図で調べればすぐ分かるのではないか。「京都の近代化遺産(2006)」によれば竣工は昭和初期、設計施工不詳。木造2階建てとあるが本当だろうか。

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2022.11.30、京都市上京区

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