2022年10月 9日 (日)

汐見橋駅の鉄骨アーチがすばらしい

大きな鉄骨アーチがクロスしている。ダイナミックで気持ちのよい場所を作りだしている。鉄骨自体はボードで覆われて見えない。

裏から見ると屋根はホーム側(南側)への片流れだった。北側の正面と東西側面には壁が立ち上がっていて屋根を見せないようにしている。ホール内から見上げると天井は東西へ階段状に下がっている。屋根も同様に東西側面へ流れる切妻屋根とするのが自然だ。

聞くところによれば、いずれ路線は北へ延長する計画があったとか。ならばこの鉄骨は阪急三宮駅のような長いカマボコ屋根に化ける予定だったのだろう。ならば東西に流れる切妻屋根がふさわしい。将来を見据えたデザインとなっているわけだ。

ホール内には元の出札窓口が残っていた。天井板の継ぎ目には数珠玉のような飾り棒が使われているのもおもしろい。こうしたディテールは今後も大切にしてほしい。ホール内にトイレなどが増築されて少し狭くなっているが、これはもちろん無いほうがよろしい。元の姿に戻せば大阪を代表する駅舎のひとつとなるだろう。

ホール内の説明書きによれば1956年竣工。

Img_4049
Img_4029
Img_4042
Img_4045
Img_4034
Img_4036
Img_4035
2022.10.01、大阪市、汐見橋駅

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。