2022年8月 7日 (日)

新宇治電ビル(2017解体)

軒下のアルミ製パネルはもとのままだと思う。大型のアルミサッシュも元のままだろう。庇先端の金属カバーが新しくなっている。元はもっとシンプルかつ表情のある素材だったのではないか。庇を出して大型サッシュでシンプルに納める構成は竣工当初と変わるまい。庇の影が水平に落ちて伸びやかな印象を与える。庇先端のパネルを取り換えるならば、私だったらタテ筋の入ったものにして水平性を強調するだろう。不動産情報によれば1965年竣工、2010年耐震改修、設計施工不詳。

Img_6762
2016.03.13、大阪市北区曽根崎

|

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。