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散歩していて見つけた。鉄骨造に見える。たっぷり庇を伸ばして軒回りに影を呼び込んでいる。そのことがお堂の表情を深めている。大屋根にはむくりがあって、包み込むような優しいシルエットを作っている。木部を際立たせたシンプルな表面処理など設計者の手腕はただものではない。アスプルンドの森の礼拝堂(1940)や内井昭三の久遠寺宝蔵(1976)を思わせる秀作である。 2022.07.10、京都市伏見区横大路「西光寺」
2022年7月26日 (火) 戦後たてもの編 | 固定リンク Tweet
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