タイルの100年(5)つばき窯のテラコッタを見よ
岩下尚史の「芸者論」を読んだばかりだったので、新橋演舞場の部品が出ていて驚いた。あとで聞くともっと大きな部品もテラコッタ館にあるらしい。今度行ったら確かめてみる。
「芸者論」によれば最初伊東忠太に設計依頼したそうだ。伊東は新橋花街の常連だったようだ。もし伊東が設計すれば野太い和風神殿のような姿になったろう。それもおもしろいが結局伊東は受けず菅原栄蔵に話を振ったという。
菅原のライト風の演舞場を見てみたかった。その建物は1982年に建て替えられたのでイナックスはそのころから資料を集めていたのだろう。よくぞ残してくださったと感謝しかない。
2022.04.23、愛知県常滑市、イナックスライブミュージアム
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