半田の旧カブトビール工場をスケッチした
アユミギャラリーの「近代建築史への旅スケッチ展」の公募作品で見たのを覚えている。ギャラリー主の建築家・鈴木喜一さんのスケッチも見たような気がするが、それはわたしの脳内創作かも知れない。
ここ数年スケッチする時に鈴木先生のスケッチがまぶたによく浮かぶ。先生が亡くなって11年になるが今でもわたしは先生に教えられているわけだ。今回も鈴木風になった。
保存が決まったとき半分解体されたところだったそうだ。そのころにスケッチ展にも出ていたのだろう。解体途中のレンガ壁が中世教会の廃墟のようでおもしろかった。
展示室も充実していて勉強になった。大規模な耐震補強を施したようだが、濃尾震災以後の建物なので耐震レンガ造だろう。大がかりな補強は必要なかったのではないかとわたしは思う。
2022.04.24/ヴァフアール紙粗目F4、グラフィックペン0.3、透明水彩/愛知県半田市
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