2022年3月
2022年3月31日 (木)
2022年3月30日 (水)
2022年3月29日 (火)
釣りたぬき 小島漁港(2022.03.28)
良く晴れた穏やかな日和だった。心配していた風もなく安心して釣りができた。12時10分出竿し1時間ほどスズメダイを釣る。港のなかほどにウミウがいて盛んにアジを食べている。ただしアジは岸へは寄り付かず姿も見えない。
スズメダイが水深2メートルほどのタナで群れているのがよく見える。ときどき赤いものが混じるがそれはメバルの稚魚だ。底には大型のクサフグが原潜のように泳いでいるのが見える。水のなかが見えるのが楽しい。
2時をまわるころスズメダイのタナが4メートルほどに下がり喰いつかなくなった。引き潮と関係があるのかも知れない。アタリが無くなったので午後4時に納竿した。仕掛けはサビキにエビを付けた。釣果はスズメダイ10-12㎝5尾、メバル稚魚10㎝1尾。
ほとんどがスズメダイ
2022年3月28日 (月)
2022年3月27日 (日)
2022年3月26日 (土)
神戸市中央体育館(1965)
おおざっぱに言えば8本の支柱で建っている。写真左右の色の濃い部分が支柱で各面に2本ずつある。これは東京ビックサイトやベルリンのナショナルギャラリーと同じ構造でスーパーストラクチャーなどという。この構造のおかげで最上階のスタジアムを広く作ることができる。1965年のスーパーストラクチャーは早い事例かもしれない。しかも構造を隠さずに積極的に見せる意匠は今でも新しい。公式HPによれば1965年竣工、設計施工不詳。
(追記)
日本免震協会のHPに興味深い文章があった。大梁の付け根が免震構造になっているそうだ。神戸大学の構造学者・尭天義久(1921-2013)が関わっていたという。
川口健一氏「地震が伝えるメッセージ、ある大スパン免震建築との出会い」
https://www.jssi.or.jp/bussiness/doc/057_foreword.pdf
2016.02.29、神戸市中央区
2022年3月25日 (金)
2022年3月24日 (木)
2022年3月23日 (水)
2022年3月22日 (火)
国産3号上屋・国産波止場共同住宅(1970)
同じデザインの建物が3棟並んでいる。1階が倉庫(国産3号上)、2階が事務所、3~5階が集合住宅だそうだ。3階以上に格子をはめて3棟並んだときの街並みの統一感を作り出している。2階を暗い色にして3階以上が軽く浮かんだように見せるのも上手い。1960年代建築はもっと評価されてよい。
神戸開港150年のあゆみ(神戸港関連歴史略年表)によれば3号は1970年竣工。
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/7179/koubekounennpyou.pdf
2016.02.29、神戸市中央区
2022年3月21日 (月)
2022年3月20日 (日)
ひみこの庭へ行った
古墳を見渡せるカフェテラス「ひみこの庭」へ行った。ときたま他の客がおらず、古代墳墓を眺めるだけの静かな時を過ごした。ひろびろとした風景が気持ちよい。
見えているのはひみこの墓として古代史ファンのあいだで取沙汰される箸墓古墳である。わたしは訪れたのは初めてだった。全長278メートルの前方後円墳を一周した。思っていたより大きかった。そして墓のすぐ後ろに三輪山がそびえるロケーションがよく分かった。また、箸墓を中心にするように纏向(まきむく)遺跡が広がっていることもよく分かった。纏向遺跡は集落遺跡ではなく祭祀場遺跡である。
ちなみに卑弥呼が活躍したのは3世紀中ごろ。箸墓古墳の推定造営年代は3世紀後半なので微妙にずれている。陵墓に比定されるほどの巨大古墳のなかで埋葬者が女性であるという伝説が残っていたのはここだけであった。そのことが卑弥呼説の契機だが、日本神話と中国史書と考古学資料である古墳とをどこまで重ね合わせてよいものか迷う。
とりあえず箸墓伝説と三輪山との関係、前方後円墳と古代祭祀との関係を考え直す必要があろう。箸墓を眺めながらそんなことを考えた。
2022.03.13、奈良県桜井市「ひみこの庭」
2022年3月19日 (土)
2022年3月18日 (金)
2022年3月17日 (木)
2022年3月16日 (水)
2022年3月15日 (火)
読売新聞京都版に載ったよ
読売新聞の京都総局がまいまい京都のツアー紹介をしていて、わたしのフォーチュンガーデンツアーが掲載された。掲載は3月8日(火)の朝刊だが、ネットのアーカイブには残っている。ツアーのようすを丁寧に紹介してくださった。布施さんありがとう。
読売新聞 まいまいと歩く京都 武田五一作品ツアー
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/feature/CO053332/20220311-OYTAT50034/
2022年3月14日 (月)
2022年3月13日 (日)
2022年3月12日 (土)
神戸レガッタ・アンド・アスレチック倶楽部
運動場側から見た構成がユニークというかユーモラスだ。基本モダニズムなのだが、四角い小窓の連続や3階以上のボックス部分の角の縁取りが個性的だ。設計者は日本人じゃないのかもね。工場風と言えば悪く聞こえるかも知れないが、本当の意味での機能主義建築とはこういう楽しいものをいうのだろう。わたしは好きだ。クラブHPによれば1962年に現在地に移転。建物竣工はそのころだろう。
居留地時代に設立されたスポーツクラブ。日本人も利用できる。レストランは一般も利用可能だそうだ。一度行ってみたい。ちなみにウイッキではレガッタではなくリガッタと表記しているがクラブのHPにはレガッタとある。そりゃそうだろう。レガッタとはボート競技のことで日本で最初期のレガッタ競技はこのクラブで行われていたそうだ。
2016.02.29、神戸市中央区
2022年3月10日 (木)
2022年3月 9日 (水)
2022年3月 8日 (火)
東灘区の現代住宅
通りがかりに「いいなぁ」と思って撮った。そのとき築後10年は経っていないと思った。この近代建築ヲタクのわたしに築後10年以内の真新しいものを「いいなぁ」などと思わせるとはよほどの手練れである。
大きなガラスの木製サッシュや1階の下見板張りの素材感がよい。ライトを思わせる端正なプロポーションの外壁が、気持ちよく伸ばされた庇の下に納まっている感じがとても勉強になる。往年の小川守之の住宅作品を思い出した。
追記 / 堀部安嗣の「住吉の家」(2015)だそうです。ご教示ありがとうございます。中もおもしろい。
堀部事務所のHP https://horibe-aa.jp/work_089.html
2016.02.29、神戸市東灘区
2022年3月 7日 (月)
2022年3月 6日 (日)
2022年3月 5日 (土)
2022年3月 4日 (金)
2022年3月 2日 (水)
堺市営大仙西町団地(1971-2019移転)
2022年3月 1日 (火)
岸和田城(旧岸和田市図書館、1954)
岸和田市の公式HPによれば、元の天守閣は秀吉の根来討伐のあと小出秀政によって1585年に築かれたという。1827年に落雷により焼失したが、戦後に鉄筋コンクリート城として再建された。そのとき本来5層だったものを3層に改めたという。ご覧のような華麗な桃山様式で、戦後の城郭ブームの火つけ役となった。図書館として建てられたがいまは博物館となっている。
ご覧のように国宝彦根城(1622)をモデルにしていることは明らかだ。元の天守閣は国立公文書館のアーカイブにある絵図によれば松本城(1590年代)に似た飾り気のないものだったようだ。わたしは池田谷の天守閣のほうがよいと思う。
国立公文書館アーカイブ 和泉国岸和田城絵図 https://www.digital.archives.go.jp/gallery/0000000448
設計者の池田谷久吉は以前から気になっている建築家のひとりだ。わたしのガイドブックには岸和田城のほかに大阪市生野区の弥栄神社を載せている。ほかに大阪市西区の金光教玉水教会会堂もある。大阪府の技師として古建築の修理設計を手掛け、その後独立して数々の戦災文化財の修復や復元を手掛けたということらしい。「池田谷久吉の生涯」(2019)という小冊子があるようなので探してみる。泉佐野出身で生家は登録文化財となっている。
2016.02.24、岸和田城
(左)岸和田城 ー (右)彦根城(2016.02.24)
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