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はっきりと教わったことはないのだけれど、これが織屋建ての町家だ。道路側(写真の右)が2階建てだが、裏庭側は1階まで屋根が降りている。この裏庭側が吹き抜けとなっていて背の高い織機が据えられていたはずだ。産業系の民家は注目されることが少ないが、わたしはおもしろいと思う。これなどは大正ー昭和初期のものに見えるが、千本釈迦堂裏には幕末ー明治初期に見える大型の織屋が残っている。そうした建築はかつて京都が織屋の町であったころの風景をわたしに教えてくれる。 2016.02.19、京都市上京区
2022年2月 7日 (月) 建築探偵の写真帳 | 固定リンク Tweet
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