住友倉庫には看板が3枚ある
看板が3枚もある。
上から順に
「株式会社住友倉庫」
「株式会社住友倉庫大阪支店」
「株式会社住友倉庫大阪支店川口営業所」
なぜ3枚あるのか?
住友倉庫HPによれば、本社は中之島に、大阪支店は天保山にある。
言わずもがなだが、ここは本社でも大阪支店でもなく川口営業所だ。
だから看板は一番下だけでいいだろう。
なぜこうなっているか。
そういう気風の会社なのか?
そもそも大阪に本社があるのになぜ大阪支店があるのかも不思議だ。
倉庫業には倉庫業にしかわからない掟があるのだろうか。
ちなみに手許の「大阪府近代化遺産」(2007)によれば、住友合資会社の設計施工で1928年の竣工となっている。設計が自前なのは分かるが施工者が直営というのうなずけない。手許の「大林組八十年史」の巻末年譜には、1929年7月に住友合資大阪川口町倉庫を竣工させている。これが正しいと思う。
2016.02.17、大阪市西区川口
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