2017年に解体されたらしい。ネットに残る不動産情報によれば1962年竣工の鉄骨鉄筋コンクリート造で2005年に改修をしたらしい。わたしの感覚的には1970年前後かと思ったがそれより早い。前面を傾斜させたデザインが秀逸で、骨太の手すりがコルビュジェみたいでかっこいい。思わず足を留めて写真を撮るほど個性的で異彩を放っていた。
5年ほど前の写真を掘り起こしているのだが、思った以上に解体物件が多い。1960年‐1970年代のものが評価もされずに消えていく。
誤解ないように付け加えると、わたしは建物が消えることよりも歴史上無かったことになるほうがこわいと思っている。
2016.02.17、大阪市
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