2021年12月11日 (土)

梅田の無梁構造がよく見える

地下鉄梅田駅の南改札の天井が撤去されている。わたしはラッパ柱と呼んでいるが、正式には無梁版(むりょうばん)構造の柱がよく見える。梁がないので倉庫などで使われていた工法だ。今はもうあまりしないかな。ちなみに版は床スラブのこと。

ここは地下鉄開業のときの広場だから昭和8年の建築。今では魔窟のダンジョンと化した梅田地下街発祥の地だ。地下鉄トンネルと地上とのあいだに作る関係から無梁版構造となったのだろう。

ごらんのように左官さんが金コテで仕上げている。その上の塗装もつや消し剤を入れないので光っている。つや消し剤を入れないほうが塗膜は強いので土木系は入れないのがデフォのようだ。茶色いのはタバコのヤニだろう。元は真っ白だったと思う。

これはけっこうおもしろいので、このまま床スラブを見せてくれたらいいなぁと思う。

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2021.12.05、大阪市北区梅田

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