飛騨の高山御蔵でクレ葺き屋根を見た
ようするに「板葺き」なのだが「こけら葺き」のように見える。なんだろうと思ったが、これは「くれ葺き」というそうだ。こけら葺きのようにきっちり先端を揃えた葺き方ではなく、もっとおおらかに重ね並べた上に横桟を敷いて重し石をのせている。この小板のことを「くれへぎ」というが、いったいどうやって屋根に留めているのだろうか。釘を使っているのだろうか?
飛騨の現在の街並みはほぼトタン屋根なのだが、高山御蔵(おんくら)の屋根を見れば飛騨の元の風景を想像できるのがうれしい。農業国なら農産物のワラ葺き屋根、林業国なら林産品のクレ葺き屋根と地域産業によって風景が変わるのが興味深い。
高山御蔵のくれ葺き屋根
新旧混じっている「くれへぎ」
ストックされている「くれへぎ」
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