2021年9月14日 (火)

湯之島館・娯楽棟がすごすぎる(20)最終

最後に湯之島館の特徴を思いつくままメモしておく。

湯之島館は、前にふたつの和館、後ろにふたつの洋館が建つ。4つに分けたのは造成を少なくするためだろう。自然地形をできるだけ変更しないというのが湯之島館設計のもっとも大きな特徴だろう。

前に和館を並べて洋館を隠したのは景観への配慮だと思う。とくにここは温泉寺の真上なのでなおさらだ。これも設計上の大きな特徴だ。

和館はご覧のように飛騨地方特有の懸け造りとなっている。懸け造りとは斜面に建てる方法で下階が半地下となる。難しい建て方だが谷側から眺めると木造高層に見える。さすが飛騨の工(たくみ)の技だ。高度な建築技術も湯之島館の特徴であり見どころである。

短期であったが、心のこもった最高のもてなしを受けた。それが湯之島館の最大の特徴だろう。建物に対する行き届いたメンテナンスももてなしの一部なのだろう。建物が大切にされているのを見ることはわたしにとって最大の幸せであった。ありがとうございました。

※ ちなみにブログ掲載は湯之島館さまの許可をいただいております。

Img_1568
Img_1567
Img_1569
2021.08.20、岐阜県下呂温泉

|

建築探偵の写真帳」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。