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2020年10月

2020年10月31日 (土)

クラフトペーパーに創作ゴシックを描いてみた

学生のころを思い出してクラフトペーパーのエスキス用紙を作った。30mロールをA1に裁断したものだ。まだ丸くなるので板に挟んで伸ばしている。とりあえず1枚試してみた。思いのほかエンピツで描ける。黄色の色鉛筆の色もよく分かる。彩色するとおもしろいかも。絵柄は創作ゴシック。これで1時間くらい。

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2020.10.30/クラフトペーパーA1、シャーペン0.5、グラフィックペン0.5/創作ゴシック

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2020年10月29日 (木)

大工大18階からのスケッチ

ここに座ると描きたくなる。大きなビルの間にはさまれたこまごまとした町がおもしろい。ピグマが真新しくて濃すぎる。もっとかすれた感じがいい。0.5より0.3にしたほうがよいかも。これで10分くらい。

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2020.10.29/A4コピー紙、グラフィックペン0.5/大阪市梅田

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2020年10月28日 (水)

スタディ模型っておもしろい

学生さんが卆計のイメージが固まらないようなのでスタディ模型の作り方を教えた。縮尺も機能も無視して心のなかのイメージだけを2時間ほどの短時間で形にする。人に見せるものでないので雑でよい。たとえばこんな感じだと作ったのがこれ。野外音楽堂のイメージ模型である。フジツボみたいだな。スタディ模型おもしろい。

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2020.10.27、ダンボール、配管用パテ、A4サイズ

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2020年10月27日 (火)

高橋礼子・円満字亜矢子ふたり展「ガラスと糸、やわらかな時間」

来月かみさんが恒例のふたり展を開く。造形作家の高橋さんが帽子、かみさんがガラスのジュエリー、場所は京都市役所西のギャラリーテイクツゥー。よければどうぞ。

高橋礼子・円満字亜矢子ふたり展「ガラスと糸、やわらかな時間」
2020年11月17日(火)~19日(木)
12時から午後6時30分まで(最終日は5時まで)
会場 ギャラリーテイクツゥー(HP/http://www.gallery-taketwo.com/
京都市中京区御幸町通り御池上ル亀屋町399
地下鉄東西線京都市役所前駅下車徒歩5分

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2020年10月25日 (日)

まいまい三条王道のようす

まいまい京都のFBに写真があがっていたのでメモしておく。10月初めのころだったので日曜にもかかわらず人出が少なくて歩きやすかった。三条通りは京都を代表する近代建築が並ぶのでわたしは王道と称している。外壁保存や部分保存など近代建築の保存方法の見本市のような場所でもあるのでそんな話をすることが多い。暑さもやわらぎ町歩きを楽しめる季節になった。

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2020.10.04、京都市三条通り

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2020年10月24日 (土)

京都建築専門学校のスケッチ授業のようす

月に一度くらいで学生たちとスケッチに行く。いつもの場所なので学生たちも慣れている。毎回心を楽しませなさいとだけ言う。言われなくても楽しそうに描いてくれるのでうれしい。「スケッチは心を楽しませろ」という鈴木喜一の教えがここに生きている。

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2020.10.22/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩 /京都市

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2020年10月23日 (金)

大工大18階から箕面(みのお)街道をスケッチした

上から見るとよく分かる。街道が蛇行することで沿道の建物が不規則な変形平面になっているのがおもしろい。道幅が狭いので建築基準法上大きいものを立てることができず中層程度で納まっているのもおもしろい。この先の道が無くなっているが、おそらく網敷神社お旅所あたりに残る古い道につながっていたのだと思う。そのあたりも描いてみたい。

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2020.10.22/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩 /大阪市梅田

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2020年10月22日 (木)

夢日記 201022

夢日記は2月以来だ。よい夢のようなのでメモしておく。

道路際の木造平屋のカフェにいる。砦の柵のようなもので囲まれてた変わった架構の建築だった。中庭のデッキで友人たちと話をしている。

自転車で走っているとT先生の乗った車を見つける。後をついていくと角の古い定食屋へ吸い込まれるように車ごと入っていった。私も入っていくと先生はもういなかった。中は仕切られていて見通しが悪い。なにか食べたかったが注文できない。

知り合いの女性たちが新しい店を探すというのでついていく。土手の際に建つマンションの1階が貸しに出ているので内覧する。中はがらんどう見るべきものもない。外へ出て急な土手を昇る。土手の上から町が見える。低空飛行をしていた旅客機が黒煙をあげて変な動きを始めた。ものすごいスピードで行ったり来たりを繰り返し今にも落ちそうだ。僕たちのほうへ落ちないかと心配になったが見えないところへ落ちたのでほっとした。黒煙が上がっているのが見える。

(夢読み)
3つの夢を続けて見たようだ。夢にも3幕構造があるのだろうか。

カフェや食堂など食べ物関係が出てくるのは体調が悪いからだろう。わたしの場合、ものを食べる夢は風邪をひいているときに見る。これはまだ食べていないので予兆というところか。T先生はわたしの設計事務所勤務時代の先生ですでに鬼籍に入っている。夢に出てくることはあまりない。先生が男女差はこどものころが最大で成長するとともに差は縮まると言っていたことを最近考えていた。それで夢に出てきたのだろう。女友達たちと店舗を探すというのはなにか新しいことを始める準備をしているという意味かも知れない。

飛行機が落ちる夢は不安と新しい出発を示すそうだ。不安は分かるがなぜ新しい出発になるのだろうか。旅客機が行く先を失って右往左往する、もしくは墜落して目的地に到達しない、という意味にはなると思う。その結果新しい門出が用意されている、もしくは用意されていることに気づかないので多少乱暴なイメージで行先を変えることを知らせているのかもしれない。もしそういうことならうれしい。

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2020年10月21日 (水)

ゴシックの練習をしている

前から好きだったので描けるのではないかといろいろ試しているが、描いてみると分からないところが多々あり難渋している。それでもゴシックはおもしろいしますます好きになっている。

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2020.10.09/A4コピー紙、シャーペン0.5/ゴシック風の祭壇

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2020年10月20日 (火)

摂南大でスケッチ授業を楽しんだ

毎年恒例のスケッチ大会。うまいとか下手だとか、そんなつまらないことを考えずにただ楽しむのがモットーである。天気もよくて気持ちのよいスケッチ大会になった。

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2020.10.16/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/大阪府寝屋川市

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2020年10月19日 (月)

神子畑(みこばた)選鉱場跡をスケッチした

小雨のなか傘をさしながらスケッチした。雨の日には雨の日にしか描けないスケッチができる。それもまた楽しい。

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2020.10.17/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/兵庫県朝来市「神子畑選鉱場跡」

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神子畑(みこばた)選鉱場跡のシックナーがすごい

シックナーはロート状の皿をラッパ柱で支えた形をしている。この皿の上に泥を入れて泥と水とに分離させるのだ。

おもしろいのは柱が同心円状ではなく格子状に並んでいること。これはおそらくトロッコを通しやすくするため。山の人たちはどこにでもトロッコを引くし、何をするにもトロッコ優先の考え方をするらしい。

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2020.10.17、兵庫県朝来市、神子畑選鉱場跡

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2020年10月17日 (土)

養父スケッチ教室で神子畑(みこばた)選鉱場跡へ行った

明延鉱山から1円電車で運ばれた鉱石を選別していたところ。今は建物はないが斜面に残ったひな壇状の基礎部分がマチュピチュみたいですごい。選別後に残った泥を水と砂とに分けるシックナーという大きな円形装置がおもしろかった。先月は明延鉱山を見学したので、これで鉱山の採掘から選鉱までの過程をひととおり見たわけだ。鉱山っておもしろい。

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2020.10.17/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/兵庫県朝来市神子畑選鉱場

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2020年10月16日 (金)

貼り紙よりも防護柵を

階段と出口とが近すぎて出会い頭にぶつかると階段を転げ落ちるおそれがある。あるときから注意書きが貼られたが、階段を上るときには見えにくいので役に立っているとは思えない。それよりも防護柵を設けるべき。問題なのは階段と出口が近いことだから、それを少し離してやるだけで出合い頭の衝突は無くなるだろう。

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現状
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防護柵(青色部分)

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2020年10月15日 (木)

なぜプラットホームの上屋が曲がっているのか(答え)

先だって、なぜ曲がっているのかと問いを出しておいた。その答えを確かめてきた。屋根が曲がっている真下に階段があってホームが狭くなっている。写真の左側の柱を階段の壁手すりにくっつけたため、その柱だけ柱筋からはずれて結果的に屋根も曲がったようだ。ほかにもっと良い方法がなかったのだろうか。

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2020.10.06、大和西大寺駅(奈良市)
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2020.09.29、曲がっているフォーム上屋の屋根

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2020年10月14日 (水)

一点パースの練習

 同女の授業で一点パースを描いた。今年はインキングの上に透明水彩で着色した。お絵描きは楽しい。 

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2020.10.14/ケント紙A4、グラフィックペン0.5、透明水彩

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2020年10月13日 (火)

まいまいライブ「建築探偵と美しきタイルの世界へ!」を配信した

建築探偵初のまいまいライブを配信した。進行役の阿比留さんが大のタイル好きだったのでヲタク話で盛り上がった。リスナーのチャットでの反応も楽しかった。ネタはいっぱいあるので今後も続けていきたい。

視聴申し込みは70名くらいだった。まいまいライブとしては中くらいの参加率らしい。当日リスナーが40名くらいだったので残りの30名は見逃し配信を利用するのだろう。アーカイブ販売はしていない。

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2020.10.11、京都市下京区「アスクミーカフェ」にて
技術スタッフのオダシマさんの撮影

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2020年10月12日 (月)

施釉ブロックを見つけた

茨木市(大阪府)を歩いていて見つけた。3例目かな。釉薬をかけて焼いているように見える。コンクリートブロックのような穴あき型ではなくL字型だと思うがよく分からない。今度は裏側も見るべしだな。ついでに1例目と2例目もあげておく。

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2020.10.02、大阪府茨木市
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2016.2.29、兵庫県神戸市
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2016.2.24、大阪府岸和田市

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2020年10月10日 (土)

栄光館と秋の空

同志社女子大の栄光館はウロコ雲にお似合いだ。うれしくなって写真を撮った。赤レンガは青空によくなじむ。さすが武田である。

武田は生涯にわたって300以上の建築設計と関わった。あらゆる種類の建築を作った。ところがである。キリスト教会だけが無い。無いと言い切れるのかといぶかしむ向きもあろうかと思うが、武田の追っかけを30年以上やっている私が知らないのだから無いのだろう。理由は不明だ。

ただし同志社女子大だけは別である。同志社女子大の学長だった大沢善助は京都電灯社長だった。京都の近代化は新島襄関係者が始めたようなものだから大沢善助のようにキリスト者が多い。武田は大沢善助に協力して電気普及に貢献した。そんな関係もあって設計依頼を受けたのだろう。

この講堂はチャペルでもあるので武田の教会建築だと言えなくもない。まあ別に無理して言う必要もないのだけれど。

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2020.10.07、京都市、同志社女子大学栄光館

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2020年10月 9日 (金)

まいまい道頓堀

まいまい京都で道頓堀かいわいを歩いた。まだ暑いころだったので道頓堀の親水デッキで休憩をとった。川風が心地よかった。そのあと法善寺横丁まで足を伸ばした。火災後初めてだったがいい感じに復元でできていてよかった。ほっとできる場所だとあらためて感じた。こういう場所は作ろうとしても作れないと思う。

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大丸百貨店(ヴォーリズ、第3期1933)
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大成閣(村野藤吾、1964)
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ドウトン(村野藤吾、1955)
2020.09.21、大阪市(写真はまいまい京都のFBから拝借しました)

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2020年10月 8日 (木)

木には風雪仕上げがある(2)

よく仕上がっている。見事な年輪が浮き上がっている。たぶんこれは杉板をバーナーであぶった焼き杉板だろう。炭化した表面が洗い流され、さらに木目の柔らかい部分が風雪に削り取られたのだろう。ここまでどのくらいの時間がかかったろうか。こうやって建築も町も仕上がっていくのである。

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2020.09.26、滋賀県近江八幡市

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2020年10月 7日 (水)

木には風雪仕上げがある

木は風雪にさらされて趣き深くなる。それを風雪仕上げといってもよいだろう。木目が浮き出ることで表面に影が生まれ表情が深くなる。さらに頂部には小さな割れが格子状パターンが刻んでいる。それでもまだ朽ちないのはおそらく含侵性の塗料を塗ったおかげだろう。柵を長持ちさせるために誰かが過去に塗ったのだ。この趣きは人の手わざと自然との合作なのだ。いいものを見せてもらった。

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2020.09.26、滋賀県近江八幡市

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2020年10月 6日 (火)

ラコリーヌの回廊のおもしろさ

ラコリーヌの回廊は天井がシマシマになっていて歩きながら見上げるとおもしろい。回廊が少し曲がっているのもおもしろさを引き立てている。動いたときにおもしろくなる建築っていいと思う。

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2020.09.26、ラコリーヌ近江八幡(滋賀県近江八幡市)

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2020年10月 5日 (月)

上方探索倶楽部で近江八幡へ行った

コロナ禍で休んでいた上方探索倶楽部だが、ようやく活動を再開した。手始めは滋賀県の近江八幡市。藤森照信氏の「ラコリーヌ」の新作を見たあと、ヴォーリズの旧八幡郵便局、旧伴家住宅、八幡堀を見学した。旧伴家では特別に天井裏まで見せてもらった。天気にも恵まれ総勢10名で楽しく歩いた一日だった。

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ラコリーヌのメインショップ
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八幡堀
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ヴォーリズの旧八幡郵便局
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2020.09.26、旧伴家住宅(滋賀県近江八幡市)

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2020年10月 4日 (日)

八幡堀をスケッチした

八幡堀をスケッチした。近江八幡へはこれを描きに来たようなものだ。座り込んでゆっくり描いた。とても楽しい。

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2020.09.26/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩 /滋賀県近江八幡市

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2020年10月 3日 (土)

ラコリーナは裏がいい

メインショップの裏側にまわれるようになっていた。裏から見たほうがかっこいい。エレベータシャフトの木張りの筒や2階の窓などいろんなものがくっついているのが見えるからだ。わたしはそういう雑多な感じが好きだ。

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2020.09.26/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/滋賀県近江八幡市「ラコリーナ近江八幡」

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2020年10月 2日 (金)

なぜプラットホーム上屋が曲がっているのか

この駅はあまり注意したことがなかった。横断デッキが新しくなったのでそこから見下ろすと3番4番ホームの上屋が途中で曲がっていた。線路側は当然のことながらまっすぐなのだが上屋の中心が途中で左右にぶれている。このホームはよく使ってきたが今までまったく気づかなかった。

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2020.09.29、奈良市、近鉄大和西大寺駅

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2020年10月 1日 (木)

ラコリーヌ近江八幡をスケッチした

藤森さん設計のラコリーヌに新しい庭ができたというので見てきた。これは6年前にできた草屋根のメインショップ。数年前にもスケッチしたと思う。前より草が成長して屋根の輪郭がぼやけて、よい感じに古民家の風格が出ていた。テーマパークの書割り建築的ではあるけれど、これはこれでありかなと思った。

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2020.09.26/ワトソン紙はがきサイズ、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/滋賀県近江八幡市「ラコリーナ近江八幡」

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