「京町家と家相の勉強会」で家相を分析した
家相の勉強会の講師をしたのでメモしておく。
家相を本格的に分析したのは初めてだった。この図はカマドや井戸など住宅設備の配置や向きについての方位グラフだ。思っていた以上に五行説に従って作られていることが分かった。勉強会では五行の説明をしたあとグラフを解説した。また鬼門とはなにかということも五行説にもとづいて説明した。
準備に当たってネット上の情報も集めたが、五行説を知らずに解説しているものが多く見受けられた。ここにある問題点はふたつ。ひとつは知識不足のため家相の本当の意味を見誤る可能性があること。もうひとつは最終的には九星にもとづいた気学的判断、つまり占術的判断となるが、神性のないものがそれを軽々に判断してはならぬということだ。
もちろんわたしにも神性はないので判断はできないので、いまのところ研究対象として向き合っている。それでもなかなかおもしろいということが分かった。今までよく分からなかった城郭の計画手法の解析にも応用できると思う。やってみたい。
風水グラフ
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