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2020年8月

2020年8月31日 (月)

嵐山で多宝塔をスケッチした

嵯峨の法務局の帰り少し時間があったので、前から気になっていた法輪寺へお参りしてきた。多宝塔が美しいのでスケッチした。説明を読むと伊東忠太設計だった。

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2020.08.31/クロッキー帳A5、シャーペン0.5B/京都市嵐山、法輪寺

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2020年8月30日 (日)

伊勢の近代建築(7)カトリック松阪教会

おそらく1950年代前半の建築だろう。大屋根から突き出した塔のような部分がモダニズムめいてかっこいい。外から見たところ和風小屋組みなので中がどうなっているのか想像しにくい。ネット検索して内部写真を見たところ中がすごかった。これは名建築だと思う。

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2020.08.23、三重県松阪市

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2020年8月29日 (土)

建築探偵タイル配信が決定!

まいまい京都のライブ配信に出演する。スタジオから阿比留さんとの掛け合いで配信する。写真をご覧に入れながらタイルの歴史や見どころなど建築探偵魂炸裂のトークライブとなる。事前に視聴者から写真を募集し、番組でご紹介するコーナーも用意している。ぜひぜひご参加を。

10月11日(日)1400-1600頃 建築探偵と美しき建物タイルの世界へ!
参加費2000円、要予約(決済後に配信URLを告知)
配信後1週間ほどは見逃し配信を視聴できる
ZOOMウェビナーまたはVimeoで視聴可能
https://www.maimai-kyoto.jp/event/ky20d069/

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2020年8月28日 (金)

伊勢の近代建築(6)赤壁校舎(旧三重県立工業学校)

赤い板壁部分と上部のヨーロッパ民家風の城壁との対比が美しい。赤壁(せきへき)校舎として地元では親しまれたていたらしい。1棟だけだがよく残したものだ。残そうと努力なさった方があるのだろう。建物は当時の文部省営繕が苦労しながら作り上げた標準校舎型である。機能一点張りではなく意匠的になかなかよくできている。

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2020.08.23、三重県松阪市、 旧三重県立工業学校製図室(1908)

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2020年8月27日 (木)

伊勢の近代建築(5)松阪市立歴史民俗博物館

1978年まで図書館だったそうだ。床のワックスの香りはそのころと変わらないだろう。こんな図書館で本が読めるなんてとてもいい。今は民俗学系の資料館になっていて伊勢木綿のことがよく分かった。

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2020.08.23、三重県松阪市、松阪市立歴史民俗博物館(旧飯南郡図書館、1911)

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2020年8月26日 (水)

まいまい京都「七条コース」受付あと少し

まいまい京都の建築探偵ガイドの定番七条コースに空きがある。京都駅の空中回廊から始めて七条通りをたどり伊東忠太の伝道院から増田清の顕道会館まで至る。2キロほどを2時間かけてゆっくり歩くコース。建物の中へは入らず外観ばかりだが、それでもさまざまな見どころを紹介する。建築好きのかたはぜひ。

2020年9月6日(日)10時ー12時、京都駅集合、3000円(要予約)https://www.maimai-kyoto.jp/event/ky20d012/

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2017.09.10 、顕道会館

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2020年8月25日 (火)

伊勢の近代建築(4)本居宣長記念館

松阪でかっこいいモダニズムを見つけた。わたしの年代推定は1968年。実際は1970年開館だったのでおおむね合っている。坂倉準三のようにも見えるがいったい誰の設計だろう。とりあえず謎ということで。

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2020.08.23、三重県松阪市「本居宣長記念館」

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2020年8月24日 (月)

勝尾(かつおう)寺へ初参詣した(3)

二階堂のカメの懸魚。二階堂は開祖であるふたりの僧を祀っている。法然上人が籠ったことでも有名だそうだ。カメは玄武だとか霊亀などと呼ばれるが水を示すことが多い。やはりこここは水の霊地なのだろう。

二階堂と言えば鞍馬寺の転法輪堂を思い起こす。これは斜面に建つ舞台づくりのお堂で大きな阿弥陀様を安置する。阿弥陀様が大きいので須弥壇が半地下となり仏像の胸から上を拝するようになっている。わたしはこれがもともとの二階堂だろうと思う。

ミロクは西方浄土の仏、西方は金気の世界なので「金生水」の相生(そうしょう)の関係により水気を生む。二階堂の存在はここが水の聖地であることを語っているように思えてならない。

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2020.08.09、大阪府箕面市勝尾寺

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2020年8月22日 (土)

「京町家と家相の勉強会」で家相を分析した

家相の勉強会の講師をしたのでメモしておく。

家相を本格的に分析したのは初めてだった。この図はカマドや井戸など住宅設備の配置や向きについての方位グラフだ。思っていた以上に五行説に従って作られていることが分かった。勉強会では五行の説明をしたあとグラフを解説した。また鬼門とはなにかということも五行説にもとづいて説明した。

準備に当たってネット上の情報も集めたが、五行説を知らずに解説しているものが多く見受けられた。ここにある問題点はふたつ。ひとつは知識不足のため家相の本当の意味を見誤る可能性があること。もうひとつは最終的には九星にもとづいた気学的判断、つまり占術的判断となるが、神性のないものがそれを軽々に判断してはならぬということだ。

もちろんわたしにも神性はないので判断はできないので、いまのところ研究対象として向き合っている。それでもなかなかおもしろいということが分かった。今までよく分からなかった城郭の計画手法の解析にも応用できると思う。やってみたい。

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風水グラフ

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2020年8月21日 (金)

勝尾(かつおう)寺へ初参詣した(2)

連載にするつもりはなかったが言い足りないことがあるのでメモしておく。

本堂下を護る石垣がとてもよかった。桃山時代の穴生積みに見える。多少ハラミがあるものの全体としてはしっかりしている。角のラインなどはいまだに健在で力強い美しさを見せている。本堂は秀頼が慶長年間に再建したものなのでそのときの石垣だろう。

本堂は桃山風の装飾がほぼない。最初からこうだったとは思えないので何度かの修理を通じてこうなったのだろう。とくに明治維新後の修験道弾圧のために荒廃したのではなかったか。

ここと聖地の構造の似ている鞍馬寺は戦後天台宗から独立し鞍馬弘教という新興宗教を起こした。終戦により修験道の禁止が解かれたのでもとの神仏混淆の信仰を復興しようとしたのだろう。鞍馬寺はそうやって弾圧の歴史をはねかえした。勝尾寺も同じような歴史を歩んだのではなかったか。

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2020.08.09、大阪府箕面市勝尾寺

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2020年8月20日 (木)

勝尾(かつおう)寺へ初参詣した

西国札所。境内のスピーカーから太鼓の音が響き祈祷の声が流れる。初めて参詣したがそこは活きた札所だった。にぎやかでとても楽しい。気づいたことをメモしておく。

鞍馬寺とよく似ている。街道に面した立地、観音信仰、水が豊富なこと。おそらく鞍馬寺と同じ「水生木(すいしょうぼく)」による子安信仰の霊地だったのだろう。水生木とは水気が木気を生み出す力のことをいい、湧水地は木気である春、芽生え、妊娠などを祈る霊地であることが多い。その後修験道と結びついて独特の信仰を生みだしたのだろう。明治期の廃仏毀釈で神仏分離が行われ信仰の元の形式が分からなくなっているところも鞍馬寺と似ている。

開成(かいじょう)皇子開基とあった。開成皇子は桓武天皇の兄にあたるお方だそうだ。桓武朝は弟といい兄といい神界に通じる人間が多い。興味深い。

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弁天池から本堂方向を望む
2020.08.09、大阪府箕面市、勝尾寺

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2020年8月19日 (水)

夏は水路のなかに

この水路は空がきれいに映っていることが多いとっておきの場所だ。水面ではコントラストが高まるようで実際よりもはっきりものが映る。今年は雨が多かったがようやく夏らしい空が映りこむようになった。「雲の通ひ路吹き閉じよ」という歌を思い出した。

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2020.08.15、京都府向日市

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2020年8月18日 (火)

伊勢の近代建築(3)徴古館

今回の伊勢旅行の目的のひとつがこの徴古館だった。山口県の西岩国駅を思わせる親しみ深いデザインに魅かれて一度見ておきたかった。ところがこのデザインは戦後の改築時のものだったのだ。戦災で外壁を残して燃え抜けたそうだ。

行ってみると軒下に屋上手すりが残っている。正面の三角形の破風も明らかに後補だ。すると特徴的な3連アーチも最初はなかったわけだ。

それじゃあ最初はどんな形だったのか。わたしが思い浮かべたのは中央にドームのある新古典主義建築だった。日銀大阪支店をもう少し派手にしたようなものだったろう。それ以外思い浮かばない。帰りに寄ったサイゼリヤで紙ナプキンに描いた復元案を載せておく。 

帰ったあとネット検索したら古い写真はすぐに出てきた。徴古館は日露戦争のために当初案より簡略化されて建てられたそうだ。わたしの復元案は当初案に近かった。

神宮徴古館のHP参照 http://museum.isejingu.or.jp/museum/history.html

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2020.08.13、三重県伊勢市、神宮徴古館(1909、片山東熊設計、戦後屋根を改築)

20200813円満字の復元案

 

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2020年8月17日 (月)

自作縁台にスダレをかけた

自作縁台にスダレをかけた。今回はホームセンターで焼き竹スダレを買った。上等な感じがしてお気に入りである。もう少し涼しくなれば縁台生活復活だ。

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2020.08.16、自庭

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2020年8月16日 (日)

伊勢の近代建築(2)神宮農業館

全体を和風でまとめながら蛇足のように方杖がついているのがおもしろい。窓と窓のあいだの柱に丸い金物がついているが、おそらく室内にも同様の方杖がついているのだろう。もし内部にもついているのなら耐震木構造のはしりということになる。片山も洋風木構造の弱点に気づいていたわけだ。

窓下の丸みをおびた下見板がログハウス風で親しみ深い。平等院をモデルにしたというが、鳳凰堂の翼廊のように玄関部分に突き当たる軒先が反りあがっているあたり芸が細かい。宝形屋根を支える方杖の下がバルコニーの欄干のように飾り板を通しているのも類例がない。完璧な和風でまとめることもできたろうに、わざと洋風を混ぜ込んだ理由が知りたい。


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2020.08.13、三重県伊勢市、神宮農業館(1905、片山東熊設計)

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2020年8月15日 (土)

【タイル大好き 100】タイルの八芒星(最終回)

八芒星のつもりはなかったろうが、きれいな八芒星になっている。小さなタイルを45度の角度できれいに割って1枚ずつ手で貼っている。乱れたところがひとつもないのがすごい。当たり前に見えるが当たり前こそ一番むつかしい。しかもきれいに貼ることができれば後ではがれることも少なくなり長持ちするのだ。タイルの美しさは素材の良さもさりながら貼り手の技量によるところも大きい。

ステイホームの楽しみのために始めたタイル連載だが予定通り100回続いたので終了する。ありがとうございました。

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2013.12.07、京都市中京区、旧明倫小

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2020年8月14日 (金)

伊勢の近代建築(1)旧宇治山田郵便局

日帰りで伊勢へお参りしてきた。近代建築をメモしておく。

和風とドイツ民家風を混ぜた外観がおもしろい。吉田鉄郎らしい建物だ。回廊をめぐらせた中庭が気持ちよい。外宮門前にしては赤い屋根が目立つのがわたしは気になるが、それを許す気風が伊勢にはあるということなのだろうか。

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2020.08.13、三重県伊勢市、旧宇治山田郵便局(1923、吉田鉄郎設計)

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2020年8月13日 (木)

【タイル大好き 99】喫茶田園の施釉小口タイル

喫茶「田園」の緑釉のタイルも粗面に仕上がっていて趣きが深い。表面のざらつきによって光の反射が変わり多様な色彩を生み出す。きらりと光ったあたりでも、ごく小さな黒点が散って陰影をただよわせる。タイル冥利につきる。

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2014.10.25、大阪市阿倍野区、喫茶「田園」

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2020年8月12日 (水)

知恩院の多宝塔は近代建築だった

スケッチ教室で多宝塔を描きたくなったのでネット検索したら知恩院が近かった。ここに多宝塔があったことも知らなかったが、これが相当秀逸な近代建築だったのでテンションあがった。そんなテンション高めのスケッチである。

どこがすごいのかメモしておく。2層目の組み物が法隆寺風の雲形ヒジキになっており着彩された流水模様が美しい。軒裏を白く板状に作り反射板とすることで雲形ヒジキの彩色をきれいに見せている。1層目上のマンジュウをことさら小さく作り多宝塔にありがちな力強い印象を避けている。鉄筋コンクリート製の近代建築なのだが、様式そのままではなく、かといって規範から逸れることもない。相当できるかたの設計とお見受けした。

「コンクリート造の寺院建築」によれば、共立建築設計、宝建設施工、1959年11月竣工。

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2020.08.08/ヴァフアール紙粗目F3、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/京都市、知恩院「七百五十万霊塔」

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2020年8月11日 (火)

【タイル大好き 98】喫茶田園の施釉六角タイル

釉薬を施すとツルリとしがちだが、これはザラリとした粗面に仕上がっている。表面の小さな穴が陰影を生み、落ち着いた深い青を作り出している。焼きムラが少ないのでガス窯で焼いた既製品に見えるが、それでも手作り感を大事にした時代の逸品といえよう。1950年代の創業だそうだがタイルは1970年前後に見える。

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2014.10.25、大阪市阿倍野区、喫茶「田園」

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2020年8月10日 (月)

【タイル大好き 97】大判の立体陶板タイル

ぷにょさんのブログに教えてもらうまで、これほどのタイルが三条通りにあることを知らなかった。20センチ角ほどの濃紺のタイルで中央がピラミッド風に盛り上がっている。横から見ると各面が光を反射して幾何学模様を浮かび上がらせて美しい。色が濃いので影は黒く反射面は白く見えることも計算のうちなのだろう。スマートなデザインだが焼きムラの幅があるので工業製品的な冷たさを感じさせない。手作り感があって親しみ深い。

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2015.09.19、京都市中京区

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2020年8月 9日 (日)

【タイル大好き 96】柔らかな表情の逆布目レンガタイル

表面に小さな穴が並んでいる。突起のあるローラーを転がしたのだろうか。それは縄文土器の作り方だ。それとも布目タイルのような型押しだろうか。とりあえず逆布目と名付けておこう。この小さな穴の陰影のおかげでタイルの壁面が柔らかい表情を得ている。その表情が素焼きのレンガ素地の美しさを引き立てている。よくできているではないか。

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2015.09.19、京都市中京区、京都朝日会館(1975、竹中工務店設計部)

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2020年8月 8日 (土)

【タイル大好き 95】中型施釉陶板の鮮やかなブルー

前回の特大陶板を見て先輩の吉積さんが喫茶「六曜社」のタイルに似てるとコメントをくださった。これがそうだ。本当に似ているので同じ作家の作品ではないかと思う。中央のくぼみにたまった釉薬が鮮やかな青に窯変しているのが美しい。大きさは15センチ角くらいだったと思う。昭和25年創業だそうだが、この陶板は1960年代のものに見える。タイルを愛でながらコーヒーを飲む。久しぶりに行ってみたくなった。

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2015.09.15、京都市中京区「六曜社」

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2020年8月 6日 (木)

【タイル大好き 94】大型施釉陶板

緑釉がところどころ青く窯変しているのが美しい。幅は30センチくらいあり厚みは3センチほど。厚みがあるので中はくりぬかれているのだろう。それにしても、これほど大型の陶板はあまり見たことがない。中央がへこんでおもしろい形になっている。京都でも逸品のタイルである。

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2015.09.19、京都市中京区、額縁のヤマモト

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2020年8月 4日 (火)

【タイル大好き 93】海のようなモザイク床

白いトラバーチン(虫食い大理石)と青いモザイクタイルの対比が美しい。シンプルで大胆な武田らしい作品だ。とくに青が端から中央にかけて次第に薄くなるところがすばらしい。ちなみにこのトラバーチンは沖縄産ではないかと思っている。なぜなら当時武田が沖縄でもトラバーチンが採掘できることを発見したからだ。だからこの青は沖縄の海をイメージしたものなのかも知れない。

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2015.10.21、同志社女子大栄光館(1932、武田五一)

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2020年8月 3日 (月)

【タイル大好き 92】旧北國銀行京都支店の床タイル

このピクチャレスクな軽さはなにか。黄色に赤の配色はそれだけで十分派手だが、そのまわりをブルーで巻いたのでは目がちかちかするではないか。こうした洒脱で気楽なタイルの使いかたはゴシックリバイバルからきているのだろう。楽し気でよろしい。

ちなみに北國銀行という名前がよい。猫橋支店というのがあるそうだ。北國銀行猫橋支店と並べるとさらによい。いかにも宮澤賢治的世界ではないか。ぜひゴシックリバイバルで設計したい。

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2015.10.25、京都市中京区、旧北國銀行京都支店(1916、片岡安)

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2020年8月 2日 (日)

アサガオが咲いたよ

梅雨明けと前後してアサガオが咲き出した。濃紺の大輪タイプでなかなか華やかだ。雨が多かったせいかグリーンカーテンもよく育ちゴーヤが実りだしている。お盆休みにはスダレをかけて縁台生活を再開したい。

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2020.07.27、自庭のグリーンカーテン

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【タイル大好き 91】1928ビルの鉛釉湾曲タイル

ツヤのある鉛釉(なまりゆう)の赤が熟したブドウのようで美しい。1枚づつの焼き加減の幅が大きく手作り感にあふれて見飽きない。それでいてタイルの割り付けがぴったりなのが何気にすごい。京都に数あるタイル場のなかでも特推しである。昨年雑誌の取材でスケッチした。内部スケッチはこれが初めてだった。好きな場所なので楽しく描けた。

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2015.12.08、京都市中京区、1928ビル「アンデパンダン」
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2019.06.14/マルマンスケッチブックA4、グラフィックペン0.5、固形透明水彩/1928ビル「アンデパンダン」

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2020年8月 1日 (土)

【タイル大好き 90】1928ビルのモザイクタイル

空色にオレンジという配色が楽しげだ。床にカウンターの跡が残っているので、このビルに昔あったという食堂はここだろう。改修時によく残してくれたものだ。ありがとう。

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2015.12.08、京都市中京区、1928ビル「アンデパンダン」

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