2020年7月10日 (金)

【タイル大好き 69】割り肌タイルのコーナー役物

土色の割肌に温かみを感じる。役物とは特別な形をしたものをいう。このコーナー用役物は角が丸くなっている。こうすることで角の影がぼやけて表情がやわらかくなる。

ヨコ目地を通してタテ目地を突き付けにするのは水平方向に影を落とすことで表情を柔らかくする手法だ。戦前の日本モダニズムは欧米と違って壁に陰影を落とすことを好んだ。堅い壁より柔らかい壁を好んだということだろう。抽象的な造形より自然志向が強いということかも知れない。

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2016.02.10、京都市伏見区(解体)

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