2020年5月27日 (水)

【タイル大好き 29】釉薬がけ割肌ボーダータイル

見た目は瓦積みの土塀なのだがよく見るとボーダータイルという優れものだ。水平に入った影のストライプが壁面を引き締めている。表面の粗面が水平ラインを柔らかくしており土色の釉薬が温かみを作り出している。

一度やりかえており新旧2種のタイルが混在している。最初のものが焼きが甘く凍害で割れたようだ。釉薬部分が割れてはがれても、それはそれでおもしろい。このタイルは凸型断面で頂部だけが粗面となっている。一度凸型に成形したあと頂部だけを粗面にしてたようだ。なかなか手間がかかっている。このタイルはいまでも既製品である。大正後半から昭和初期にかけての10年ほどのあいだに日本のタイルはほぼ完成している。

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2017.05.19、神戸市、旧乾邸(渡辺節設計、1936)

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