なまこ壁風の意匠は知っていたが、それがこんな小さなタイルだったとは知らなかった。測ってないが3センチ角くらいだったと思う。角が少し丸いやつで白いのだったら70年代のビルでよく見かける。通常であればタイルを貼るときには目地をとる。こんな風に突きつけで仕上げるのは初めて見た。わたしだったらグレーの目地材で目地を入れるだろう。ひょっとするとグレーが混じるのがいやだったのか。それなら大判タイルで仕上げればよいのではないのか。60‐70年代の建築家のこだわりは意味が分からないことがままある。
2017.10.15、大和文華館
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