2020年4月28日 (火)

【タイル大好き 03】村野藤吾の関大タイル

関大の千里山キャンパスは高度成長期に村野藤吾ワールドと化しつつあった。あのまま村野色を維持すればたいそうおもしろいことになっていたろう。現在は村野設計の校舎が次々と建て替わり見る影もない。とはいいながらそこかしこに村野ワールドの断片が散らばる。それを探し歩くのもまた楽しい。このタイルはそんな断片のひとつである。

白色の釉薬タイルなのだが、表面が見たことのないような変化をしている。ちょうどショウガ風味の瓦せんべいのようだ。ほかにほとんど釉薬の残っていないものもある。そうした異なる素材感のものを混ぜ貼りにして独特の奥深い表情を獲得している。あじわい深いぞ。

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2019.11.26、関西大学千里山キャンパス

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