本瓦葺きは長持ちする
蔵を再生したライブハウス「磔磔」は 本瓦葺きである。大正7年くらいの竣工に見える。もしそうなら100年はたつ。屋根は竣工時のままのように見える。本瓦ってそんなにもつのだろうか。本瓦は桟瓦より重ねしろが大きい。つまりどこをとっても瓦が3枚くらいは重なっている。だから多少瓦がずれても雨が漏ることはないのだろう。そのために長持ちしているのだろう。本瓦の性能はすごいな。
ちなみにホールの机はこれ(写真)。これは漬物樽のフタに見える。蔵に換気窓が少ないことと考えあわせて、この蔵は漬物蔵だったのではないかと思っている。磔磔はハリハリとも読めるのでハリハリ漬けを作っていたのかも。
| 固定リンク
「建築探偵の写真帳」カテゴリの記事
- 森田慶一の作品を発見した(2019.02.04)
- 丸五薬品(宇治市)(2019.01.30)
- 会員制ホテルのデザインがおもしろい(2018.12.28)
- ハンズのパンチングメタルは夜がいい(2018.12.27)
- 大阪駅の溶接がすごい(2018.12.23)
コメント