宝形の家06 竹の魔法
奥田さんが竹製品を盛り込みたいと言って京都で有名な竹屋さんの竹平商店の和田淳司さんに引き会わせてくれた。竹屋さんの倉庫は戦前の古いもので迷路のようなワクワクする場所だった。
そこでいろんな種類の竹と竹製品を見せてもらった。そのなかから天井用としてヨシをスダレ状に編んだシートを選んだ。おかげで味わい深い落ち着いた玄関となった。
ほかに竹を網代に編んだシートを下駄箱の引き戸に使った。これも聚楽塗りの壁とよく響きあって涼やかな美しさがある。
天井はヨシを編んだもの。お施主さんの選んだ照明器具ともよく合っている。
下足入れは竹を網代に編んだシートを貼った。
涼やかでありながら温かみもある質感がとても好ましい。
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