宝形の家 01 外観
「宝形の家」が完成した。完成までの過程をメモしておく。
宝形(ほうぎょう)屋根とはピラミッド型の屋根のことだ。今回は2階が小さいことから宝形にすればかわいいと思ってこうした。
この建物の特徴は次の3つだ。
1.建て替えだったのだが
ご高齢のご家族のためにできるだけ旧状に戻した。
建具や床の間だけでなく、天井や聚楽壁も元のものを使った。
もちろん間取りもよく似ている。
2.工期の都合で木材をプレカット(工場加工)としたが
できるだけ伝統的な工法を応用した。
これは耐震性をよくするためである。
3.各職人さんたちがいろんな工夫をしてくださった。
施工は奥田拓司さん(京町家工房)のチームなのだが、
いつもながらチームワークがよかった。
2019.11.21
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