2019年12月30日 (月)

宝形の家08 青い漆喰

 応接間は青く着色した漆喰を塗った。濡れているときは鮮やかな紺色だったが乾くにしたがって落ち着いたパステル調ブルーに変わりつつある。これから1年かけて乾いていくそうだ。お施主さんの希望で畳敷きとしたが、それと漆喰壁とに吸音効果があるようで静かな居心地のよい小部屋ができた。お施主さんもいつまでも座ってられると喜んでいた。

 照明取り付け部のおわん型の飾りは左官の加藤正幸さんのオリジナルだ。元からサークル状の飾りをするつもりだったが天井が低いので加藤さんがおわん型に工夫くてくれた。光がふわっと反射しておもしろい。

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まだ乾ききっていない状態。
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塗りたての濡れた壁には独特の美しさがある。
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加藤さん考案のおわん型天井飾り。

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